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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第44章 ゾンビに囲まれた別荘〜ゾンビ襲来〜


ーー貴方side

コナン「!?」
服部「遺体、消えとるで」
和葉「そんな事あらへん、さっきゾンビから逃げてる時にこの部屋開けたけど遺体おったよ!」

一先ず全員を集めて遺体が消え、血のついたカッターナイフが残されている事を説明。江尻さんは噛まれたのではなくカッターで首を切られた事が原因だと服部君は話した。

服部「問題は何で江尻さんのスマホを椅子に立て掛けて録画してたのか」
二宮「原脇君じゃないのか、死んだ人間が蘇って……」
服部「そんな訳あるか、あれはトリックや」

そしてトリックと言えばもう一つ、と言って窓を開けて外にいたゾンビ達に怪しい人物がいないか聞く服部君だったが1時間前から待機していたゾンビ達は特に怪しい人は見ていないと応えていた。

雪「って事は原脇さんの遺体は……」
服部「あぁ、この部屋に隠されてる可能性が高いな」
雪「じゃあ、手分けして探してみる?」

原脇さんを探す為、部屋の中を手分けして探す事になり服部君は男性人と洋服タンスの方へと駆け寄る。

理亜「僕はベッドの下、見てくれるかな」
コナン「うん」
和葉「床に隠し通路とかあるかも知れんし」

それぞれ探し始めると倍賞さんは少し青ざめた表情を浮かべてながら探していた。

雪「どこにもいないね……」
服部「なんでや、何でどこにもおらんのや」
内東「洋服タンスも原脇君のジャケットのみか……」
二宮「隠し通路も見当たらない」

ベッドの下も隈なく探したが見当たらず困惑していると、倍賞さんが消えたんだと叫び始めた。

倍賞「8年前と一緒でゾンビになって抜け出したのよ!」

そしてこの部屋は8年前、内東さんの弟が消えて4日後に座った状態で餓死していた部屋だと話す。

服部「その時、遺体を最初に見つけたのは誰や」
倍賞「理亜と恭子よ、あの時2階を探しにいくって言って暫くしたら悲鳴が聞こえたの」

悲鳴を聞き駆けつけると腰を抜かした理亜とその後ろで立っている江尻さんの姿があったと話すと、あんな場面を見たら腰を抜かして当然だと少し不機嫌な理亜さん。

二宮「消えたって言えば、台車も消えたんだよね」
コナン「台車?」
倍賞「機材を運ぶ為の60cm✖️30cmくらいの台車よ」

その台車は未だに見つかっておらず、誰かがそれを使って遺体を運んだのではという話しになっていたが結局分からなかったという。

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