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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第43章 ゾンビに囲まれた別荘〜事件発生〜


ーーコナンside

内東烝治とは大学でのホラー研究部の元部長であり監督の弟だという。

内東「弟の死に様はあまりにも奇妙だったから感化されてしまったのかも……」

どんな状況で死んでいたのかを聞くと一瞬口籠もっていたが、二宮さんが8年前の出来事を話し始めた。

二宮「8年前、僕達は学祭用の映像を撮りにこの別荘に来たんだけど……」

撮影を始めると元部長だった内東さんの弟は、ホラーではなくミステリーを撮影しないかと提案してきた。ゾンビ映画だが本当に怖いのは人間だったというテーマにしようと言った。そしてある部屋から姿を消してゾンビのように現れて見せようと言った。

理亜「突拍子のない事を言う人だったけど、説明を聞くと納得する事が多かったから……」

やって見せて、と部員全員で言い部屋を出てから10分後部屋に入ると姿が消えていたという。

雪「部屋の外に出たとかは?」
理亜「私と二宮君は窓の外にいて」
倍賞「ドアの前には私と恭子と原脇君が立っていたけどいなかったのよ!」

服部がちゃんと探したのかと聞くとベッドのしたからタンスの裏まで調べたがどこにもいなかったと倍賞さんは話した。

江尻「森の方も探したけど見つからなくて……4日後、改めて全員揃って別荘に行ったら、いたのよ」

餓死した状態で体育座りになりベッドにもたれ掛かった元部長を消えた部屋で発見したという。

江尻「まるで……やっと見つけたんだねって言ってるように、首を傾げた状態でね」
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