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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第42章 ゾンビに囲まれた別荘〜プロローグ〜


ーー貴方side

久々の再会に喜ぶ私達にコナン君はどうしで2人が来たのかと聞く。

服部「俺は事件の捜査で来たんや」

私達と同じく聖地巡礼に来たカップルが急に飛び出して来た何かを車で弾いてしまったらしい。

服部「で、車降りて確認したら……ズタボロの服を着て首の骨が折れたゾンビやったんやと」
コナン「警察には連絡したの?」
服部「したみたいやけど……」

カップルはその場から離れて警察に連絡したが弾いてしまった人物が見つからず、知り合いだった大阪署の大滝警部に相談した。その後、服部君がその事件を大滝警部から聞き現場である別荘に来たという。

服部「ま、どっかの阿呆の悪戯やと思うけどな」
雪「ゾンビか……」
蘭「……えろう」
雪「ん、どうしたの?」
蘭「やっぱり帰ろう‼︎」

怖がる蘭ちゃんに和葉ちゃんが大丈夫だと言って落ち着かせる。

服部「雪は怖ないのか?」
雪「うーん、今の所は平気だよ」
服部「そら残念やな工藤」
コナン「……別に」

何が残念なのか首を傾げていると、小五郎さんが来たばかりだからもう少しいようと言う。

小五郎「ゾンビブレイドはマニアウケが良くて第二弾が決まってて、この別荘が使われるかも知れないんだ」

本当に出来るかは分からないがと笑顔で話す小五郎さんの後ろに一台の車が止まり、第二弾の制作をすると車の窓を開けて声を掛けて来た男性。

?「やりますよ第二弾。私達はその予告を取りにこの別荘にきたんですよ」
小五郎「あの、貴方は?」
内東「映画ゾンビブレイドで監督をした、内東鐡人(ないとうてつと)です」

車を降り監督だと言った男性に服部君が、この車にゾンビブレイドの関係者が乗っているのかと聞くと勿論と応え後部座席の扉を開け始めた。

小五郎「じゃあ、主演女優も⁈」
内東「勿論、彼女が主演女優の……理亜ちゃんだよ」

降りて来たのは女優の河端理亜さん。小五郎さんはヨーコちゃんじゃないのかと聞くと、1作目は特別に出て貰ったが続編は事務所の関係で無理だったらしい。

河端「何この叔父さん、私が主演じゃ不満だって事?」

そう言われ目を逸らす小五郎さん。きっとヨーコちゃんじゃないから不満なのだろう。

和葉「なああの人ってよくドラマに出てる」
蘭「サスペンスドラマに出てるよね」
雪「へえ……」
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