第41章 緋色の弾丸〜終着駅まで後5分〜
ーー貴方side
無事にリニアから降りた私達は、犯人の1人の白鳩舞子さんとアラン会長を待機していた救急隊員へと引き渡した。
目暮「コナン君、世良君‼︎」
松田・萩原「雪ー‼︎/雪ちゃんー!」
走って来たのは目暮警部達、無事かと聞かれて頷くと私は陣平さんと研二さんに引っ張られコナン君達から離されてしまった。
雪「な、何ですか……?」
安室「何ですか、じゃないだろ」
雪「ひ、ひひゃいれふ……」
桜井「誘拐されたって聞いて心配してたんだから、はいこれ」
引っ張られた先にいたのは安室さんと桜井さん。安室さんに頬を引っ張られ心配を掛けた罰だと言われた。そして桜井さんからは私の失くしていたスマホを渡された。
松田「ったく……こんな事になってるなら連絡しろよ」
萩原「リニアが暴走した時に始めて知ったんだからね!」
安室「こっちも大変だったんだ」
桜井「まあ、犯人は無事に捕まえたし」
後は任せたという桜井さんにムッとする2人。私は笑ってはいけないのに小さく笑ってしまった。
雪「皆さん、いつも本当にありがとうございます」
4人「「……おう!」」
無茶ばかりしてしまう私は感謝の気持ちを目一杯込めてお礼を言った。その時、コナン君達に呼ばれている事に気付き皆の元へと向かう。
雪「私、皆さんの事……本当に大好きです!」
こうして今回の事件は幕を閉じたのであった。
ーーオマケ
雪「私、皆さんの事……大好きです!」
萩原「俺達の気持ちを知ってか知らずか……あの台詞と笑顔は反則だー‼︎」
松田「いや、分かってねえだろ……」
降谷「彼女は鈍感だからな」
桜井「もういっそ告白しちゃう?」
3人「「それはダメだ‼︎」」
恋愛展開はもう少し後のお話