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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第40章 緋色の弾丸〜15年前の犯人は〜


ーーコナンside

15年前の事を思い出させる為と復讐でこの計画を決めたと話すと、世良は今までのは死人は出さなかったじゃないかと言った。

白鳩「そう、殺すのはこの男だけでいいの……それから」
雪「……えっ?」
白鳩「貴方に見つかるとは思わなかったわ」

銃を構えたまま視線をチラリと雪に向けた。クエンチを起こした姿を見られてしまい連れて行くしか無かったと話す。

雪「白鳩、さん……私は……」
白鳩「退きなさい、貴方達には用はない……本来は終着駅の予定だったけど」

俺達の登場で予定が狂ったと言い、今ここでアラン会長を殺すと宣言。するとアラン会長は世良をどかし前へと出た。

カチャ

コナン・世良「「っ‼︎」」

ガシャン

銃を発射しようとした直後、俺は世良と同時に動く。世良は蹴り、俺は時計型麻酔銃を喰らわそうとしたが、リニアのスピードが突然下がり狙いがズレてしまった。

コナン「つぅ……⁈」

スピードが下がりバランスを崩した俺達は床に倒れ込んだ。俺はすぐに起き上がり背後にあった制御装置が自動で動いている事に気付く。何故と考えていたが、白鳩さんは倒れる事なく壁に寄りかかっていたようですぐに銃を構え直していた。

白鳩「どうやら神様は私の味方のようね!」
雪「や、やめて下さい!」
アラン「殺すのは……私だけでいいと言ったな?」

アラン会長に頷く白鳩さんにならばと胸を軽く叩き心臓を狙えと彼は言った。雪と世良は何を言ってるんだという顔でアラン会長を見る。そして彼は英語で確実に狙えるように指示を出し始めた。



ーー貴方side

自分の胸を狙えと言うアラン会長にどうしてそんな事をと思っていると、コナン君が早く走る為に軽量素材を使っていると話し、世良ちゃんに視線を送る。すると何かに気付いたのか世良ちゃんもコナン君に同調して話し始めた。

世良「ああ、もし銃弾が壁や床に貫通したらここにいる全員が危険になる」

つまり銃弾を胸に当てなければ今走っているリニアに影響が出てしまうと言う事なのだろう。至近距離で撃てば穴が空く可能性が高いので確実に狙えとアラン会長は言っているのだろう。

コナン「だから私の左胸が撃てるギリギリまで下がり、出来るだけ高い位置で撃つんだ」
白鳩「うるさい、黙れ‼︎」
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