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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第39章 緋色の弾丸〜無人運行と犯人〜


ーーコナンside

俺は気を失っているジョンさんに近づき手首に付いている紐を解いた。そしてジョンさんが無事に見つかったと蘭に伝え、気が付いたジョンさんに何か覚えていないか聞いた。

ジョン「あの時は……白い煙に包まれて倒れてしまって……」

ただ、一度だけ起きた時に隣に誰かぎいたような気がしたらしい。それが犯人で男女どちらかかは分からないと応えた。

コナン「女の子は見なかった?」
ジョン「……すまない、見てないと思う」

雪の事も分からないまま、俺と世良は警察が来るのを待つ。やっと警察が来たと思えば殆どが空港での騒ぎで出払っていて人手が足りないと平謝り。無事にジョンさんを助けられてホッとしていると安室さんから連絡が来た。

コナン「安室さん、ジョンさんは見つけたけど雪姉ちゃんは……」
安室『いなかったか』
コナン「うん、そっちで追跡は出来ない?」

そう聞くと東海コンビナートで今も止まっており仲間に頼んで探した結果、スマホだけが見つかったと言われた。

安室『そう言えば僕達は新幹線で帰る事になったんだ』
コナン「えっ?」

どうやら今回の事件でリニアは無人運行する事になったらしい。

安室『それともう一つ、アラン会長が消えた』

どういう事だと驚くと世良がジョンさんが言っていた隣の人物はアラン会長だったのではと話しているともう一つ持っているスマホが鳴った。俺は安室さんとの連絡を一旦切り世良から離れた位置で電話に出る。

沖矢『坊や、犯人の車を空港の駐車場で見つけたぞ』

そして分かった事は犯人が男だという事だけだったらしい。それを聞いて俺は全ての謎が解け、沖矢昴ではなく赤井秀一に向かいって真剣な声で告げた。

コナン「赤井さん、万一の時が来てしまったみたいだ」

そして、新名古屋駅に向かってと伝える。そして普段はチョーカー型の変成器を使っている赤井さんはボタンを切り、一言告げた。

赤井『了解した』

そう言うと赤井さんは車を発進させた。
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