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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第38章 緋色の弾丸〜トラブルと誘拐〜


ーー貴方side

初走行当日、私はコナン君、哀ちゃん、蘭ちゃんの4人で名古屋国際空港に来ていた。安室さんは小五郎さんと共に一足先に出ていた為一緒にはいけなかった。そして、一般乗車の点呼確認が終わり同席するスポンサーの方々が拍手と共に空港内へと入ってきた。アラン会長は別の場所で落ち合うらしい。

雪(あ、小五郎さんと安室さんだ)

その中には小五郎さんと安室さんがジョンさんの近くで歩いており警護をしている様子。すると小五郎さんと安室さんがこちらに気付き近寄ってきた。

小五郎「なんでお前らがここに⁉︎」
蘭「お父さんだけじゃジョンさん護れないでしょ」

そう言った蘭ちゃんに小五郎さんは問題ないと話した。どうやらジョンさん自身もSPを雇ったらしく警護は万全だと言う。

雪「警護は大丈夫そうですか?」
安室「今の所は問題ない、だが油断は出来ないな」

蘭ちゃん達の会話を聞きつつ私はコソコソと安室さんと話していた。

安室「雪も気をつけるんだぞ」
雪「分かってます」

小五郎さんが警護に戻ると言うと安室さんも私達から離れてジョンさんの元へと戻る。その後、長い廊下をスポンサーを先頭に歩いき始める。

コナン「わーい!」

ドテッ

全員「「!?」」

コナン君がわざとらしくジョンさんの近くで転んだ。するとSPがサッとジョンさんを取り囲んだが、子供だからと手を差し伸べていた。

ジョン「大丈夫かい?」
コナン「うん、日本語上手だね」

サッ

雪(発信機…)

手を差し伸べられた時にコナン君はバレないように発信機をジョンさんに取り付けていた。

ガシッ

小五郎「こらっ、廊下は走るなって言っただろう!」

ポイッ

雪「おっと……大丈夫?」
コナン「う、うん」

コナン君がポイっと投げられたのでキャッチした私。すると蘭ちゃんに面倒を見ておけと注意し再び歩き始めた。

蘭「ねえ、今から2人で帰るかな?」

私と2人は残って小五郎さん達の側にいるからと、コナン君と哀ちゃんに言う蘭ちゃん。

コナン「僕、子供だから帰れないよ」
蘭「うーん……哀ちゃんは帰れるよね?」
灰原「無理ね、私子供だから」

全く子供っぽくない言い方で変えれないと言った哀ちゃん。それより早く行こうと言う哀ちゃんに蘭ちゃんは諦めたようで着いて行った。
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