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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第37章 緋色の弾丸〜リニアの説明会と当日に向けて〜


ーーコナンside

大丈夫と言う雪に俺は真空超電導リニアに乗るのを辞めるように切り出し、今回の事件がまた起きるかも知れないし何が起きるか分からないと伝える。

雪『私も着いていく』
コナン「はぁ? おめえ何言ってんだよ」
雪『コナン君が行くなら行くよ』

危険だと説明しても着いていくと言う雪。俺が行くならと一歩も引く気配がなかった。

雪『それに安室さんもいるから』

お願い、と電話越しで必死にお願いされる。こうなった雪はテコでも動かない。俺は大きなため息を吐くと条件を守れば着いてきても良いと告げた。

コナン「俺から離れない、何かあれば連絡、無茶しない……分かったか?」
雪『分かった、守るよ』
コナン「本当か?……まあ今の言葉忘れんなよ」

うん、と返信を聞いた後、俺は当日にまた連絡すると言って電話を切った。信じていない訳では無いが、雪は無茶するだろうと考え博士にある物を早急に頼む事にした。



ーー貴方side

私はWSG協会ビルで体験乗車の説明に安室さんと来ていた。コナン君達とは別の席になってしまったが後で合流する事になっている。大きなステージには抽選で当たった一般人が今回の説明会に参加していた。

白鳩「まずは自己紹介から、私は広報担当の白鳩舞子です」

まずは自己紹介が始まり3人の人物の紹介が行われた。白鳩舞子さん以外に、エンジニアの井上治さん、そして客席担当の石岡エリーさん。そしてエリーさんが当日のスケジュールをモニターを使って話し始めた。

石岡「皆さんの集合場所は名古屋国際空港です」

名古屋の空港が集合場所という事で会場は少し騒ついていた。すると白鳩さんと井上さんが、今回の乗車は新名古屋駅からWSGが開催される芝浜駅の体験乗車の為だと付け加えて説明。

白鳩「空港ではWSGスポンサーと合流します」
石岡「スポンサーと合流したら、皆さんには健康診断を受けてもらいます」

色々と説明を聞きながら私は昨日のコナン君からの電話を思い出していた。ジョンさんが次の標的だとは聞いたが彼はどうやって護るのだろう。これは安室さんに伝えるべきだろうか、そんな事を考えている間に話は進んでおりハッとしてステージを見ると、WSG協会の会長の紹介ぎされていた。

雪(元射撃の名手……)
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