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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第37章 緋色の弾丸〜リニアの説明会と当日に向けて〜


ーーコナンside

帰宅後、蘭がジョン・ボイドさんが事務所に来ていたと話しをしていると、もしかしたら次の標的は彼なのかもと考える。夕ご飯になり蘭と叔父さんの3人で食べ始める。

コナン「蘭姉ちゃん、テレビ付けてもいい?」
蘭「良いよ」

テレビを付けると真空超電導リニアについての番組がやっていた。世界ではジャパニーズ・ブレット、日本の弾丸と呼ばれているらしい。

蘭「すごいね、私達これに乗るんだよ」

バシャッ

小五郎「……」

蘭の言葉に動きを止めて手に持っていた味噌汁を服に溢す。大丈夫かと拭こうとした蘭を止め、テレビを消すように俺に言う叔父さん。

小五郎「お前ら、リニアに乗るのか⁈」
コナン「うん、初走行の日に」
小五郎「何っ!?」

それを聞いた叔父さんは驚く、蘭は濡れてしまった服を脱がす。小さく謝った叔父さんに俺は事務所に来ていたジョンさんの事を思い出し狙われているのかと聞くと図星のようで、何故分かったという顔をしていた。

蘭「大変、警察に……!」
小五郎「ダメだ、それじゃあ依頼が駄目になる」

電話を止める叔父さんに蘭が依頼だからと反論する。こんな重要な依頼は警察にも任せた方が俺も良いと思ったが叔父さんは電話を掛けようとする蘭の手を掴み言った。

小五郎「2人が拉致されたのはジョンさんのせいかも知れないんだ!」

ジョンさん本人がある日、バーで酔ってしまい隣にいた客に拉致された2人の事を話してしまったかも知れないと話したらしく、公になれば会社のイメージダウンは避けられない為、叔父さんに依頼したと教えてくれた。

小五郎「今回の事件が自分のせいなのかを調べて欲しいと言われてな……」

濡らしてしまった服を持ち洗面所へと立ち上がった叔父さん。すまないと謝ると蘭は新しく用意すると言うと俺に声を掛けてきた。

蘭「子供達をリニアに乗らないようにしないと……」
コナン「うん……あ、それなら!」

当日、元太達には園子に頼んである場所に連れて行ってもらう事にした。蘭にも伝えると、後で連絡するという事で洗面所から戻ってきた叔父さんと3人で夕ご飯を食べた。

夕ご飯を食べ終わった後、俺は雪に電話を掛けた。真空超電導リニアについてだ。

雪『コナン君、どうかしたの?』
コナン「今平気か?」
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