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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第36章 緋色の弾丸〜15年前の事件〜


ーーコナンside

雪と萩原刑事が部屋から出て行った後、鈴木会長に当時の出来事を目暮警部が聞いていたが有力な情報は得られなかった。

髙木「警部、三塚社長と……」
園子父「じゃあやはり、あれは事件だったんですか?」
園子「パパ何の話?」

そうして話出したのは先週、ゴルフに行って三塚という女性が一瞬行方が分からなくなった話を始めた。彼女は警察が到着しすぐに見つかったらしいが何があったのは話す事はなく、今回のパーティーも辞退したという事だった。

目暮「改めて捜査をし直す事にしよう」

そう言った目暮警部に髙木刑事達が頷き、この場は一度お開きとなった。部屋を出ると雪と萩原刑事も戻ってきたので皆で帰る。

コナン「蘭姉ちゃん、僕は少し阿笠博士の家に寄って帰るね」
蘭「分かった、暗くならない内に帰ってきてね」

俺は探偵団が乗った阿笠博士の車に乗り込み博士の家へ、雪と蘭は安室さんの車で帰って行った。博士の家に到着し三塚という人物を調べる。

コナン「三塚社長はお菓子メーカーの……」
元太「この菓子知ってるぜ、仮面ヤイバーとコラボしてるやつだ!」

タブレットで調べていると元太達も覗いてきたが、こいつらはお菓子と仮面ヤイバーに興味津々のようだ。

歩美「あ、仮面ヤイバーショーだって!」
灰原「でも締め切りが終わってる見たいよ?」

それはリニアが開通する日に行われるショーだったが既に締め切りが終わり見に行くことは出来ないようだった。それより俺が気になったのはサイトの上に載っていたロゴマークだ。

灰原「江戸川君はこれが気になっているのかしら」
コナン「今回と三塚社長の件……2人はWSG東京のスポンサーのトップだ」

これは何かあるんじゃ無いだろう、そう考えていると時刻は夕方。暗くなる前に俺は一度博士の家を後にした。



ーー貴方side

パーティー会場から帰った夜、私はヒロさんと零さんの3人でご飯を食べていた。

諸伏「今日は色々あったみたいだな」
雪「どうしてそれを?」
降谷「僕が連絡したんだ。そう言えば……」

今回の事件について連絡を取り合っていた2人。そして零さんが私がいない時に話していた内容を簡単に説明してくれた。

雪「園子ちゃんの父親以外にも同じ事件が……」
諸伏「これは何かありそうだね」
降谷「ああ、それで軽く調べたんだが……」
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