• テキストサイズ

【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第35章 緋色の弾丸〜プロローグ〜


ーーコナンside

園子「いくら何でもそれは難しいわよ」

話を聞いていた園子が両親を連れて俺達の元へとやってきた。どうやら園子でも手に入れるのは難しいらしい。

園子父「ん〜、子供達分くらいなら手に入るんじゃないかな」
園子母「そうね、頼んでみましょうか」
元太・歩美・光彦「「わぁ〜!」」
園子「ちょっとパパにママ、子供達に甘くない?」

子供に甘い両親に甘いと言う園子、元太達はそれを聞いてムッとして大事な話し合いだと反論し始める。

光彦「今大事な話してるんです」
歩美「良い所なのに……」
元太「邪魔するなよな」

そんな会話に少し呆れていると会場のスタッフに声をかけられた。

「すみません、こちらにお食事を……」
蘭「あ、すみません……皆移動しようか」

それを聞き俺達は移動、先程まで俺達がいた所にはワゴンに乗った沢山の料理が運ばれ並んでいた。

蘭「皆、料理を取ったらここに集合ね」
元太・歩美・光彦「「はーい」」

楽しそうに走り出す3人を俺は見送り、雪と安室さんがいる場所へと歩いた。2人も招待されていたが、パーティーに慣れていない雪は安室さんと共に片隅で飲み物を飲んでいた。

コナン「雪お姉さん大丈夫?」
雪「大丈夫だよ。ごめんね、皆と一緒じゃなくて」
コナン「ううん、僕達は平気だよ」

笑顔を見せて皆の所にいなかった事を謝ってきた雪。気にしていないと返し、料理を取りにいかないかと誘う。

安室「じゃあ僕が取ってきますよ」
雪「もう大丈夫ですよ?」
安室「いえ、貴方は座ってて下さい」

スッと立ち上がり料理の方へに行くのかと思いきや俺の方に近付き、雪を頼んだと言われた。

安室「彼女に悪い虫が付かないよう見張っててくれるかい?」
コナン「う、うん分かった」
安室「頼んだよ」
雪「?」

小声で何を言うのかと思えば雪の心配。雪は何の話をしていたのか聞こえていないようで首を傾げていた。

安室「じゃあ、取りに行ってki……」

ガチャン

その時、会場の明かりが消えてて辺りは暗闇に包まれた。



/ 221ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp