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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第35章 緋色の弾丸〜プロローグ〜


ーー貴方side

私は今、WSG(ワールド・スポーツ・ゲームズ)の開催式典と真空超電導リニアの開通宣言パーティーに園子ちゃんとに招待されて蘭ちゃん達やコナン君と少年探偵団達、そして安室さんが来ていた。

雪「うーん……」
安室「どうしましたか、雪さん」
雪「ちょっと緊張しちゃって……」

周りには開催を祝して多くのスポンサーや有名人が来ており、私は慣れない空気に緊張しオロオロとしてしまっていた。コナン君達は堂々とパーティーを楽しんでいるようで少し羨ましいなと思ってしまう。

安室「……あちらの片隅に行きましょうか」
雪「でも園子ちゃんに挨拶がまだ……」
安室「後ですれば大丈夫ですよ、さあ」

私の手を引き会場の人が少ない片隅へと連れて来てくれた安室さん。丁度そこに椅子があり2人で腰掛ける。

雪「ありがとうございます」
安室「いえいえ、それより……」
雪「?」

私の隣に座る安室さんの顔が優しい表情から真剣な顔になり顔を耳元に近付けてきた。

安室「今日は僕から離れるなよ、君は目立ち過ぎてる」
雪「あ、あの……///」
安室「そういう顔もだ、分かったな」

見た目は安室さんなのに口調は零さんに私はドキドキしてしまい顔を手で覆って熱くなった顔を隠した。すると会場内にパーティーの挨拶を告げるアナウンスが流れ始めた。



ーーコナンside

俺達は園子の招待でWSGの開催を祝したパーティーに来ていた。そこでは芝浜駅から東京駅を25分で行き来出来る真空超電導リニアの発表がされてた。

「それに乗るのはスポンサーの方々、そして各国のWSG協会の方々です」

そして会場にある大きなモニターにスポンサー達の名前と写真がずらりと映されていく。その中の1人、アラン・マッケンジーが代表としてコメントが届いていた。

コナン(元FBI長官……?)

そんな事を考えているとリニアに乗れる人の説明に入った。

「なんとこの真空超電導リニアは、スポンサーだけでなく一般の方も抽選で乗れちゃいまーす!」

会場はざわつき、まだ手に入れてないのに喜ぶ元太達。蘭が抽選だと言うと園子の会社がスポンサーだから頼んでみようという話になった。
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