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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第33章 魔女の棲むお菓子の家〜事件と3人のパティシエ〜


ーーコナンside

蘭の連絡により警察が到着し、目暮警部達が現場にやってきた。亡くなったのは店長の橋担幸子さんが何者かに頭部を撲殺され、凶器はまだ見つかっていない。

目暮「……また君達かね」
蘭「たまたま来てて……」
コナン「あはは……」

ここ最近、事件の度に合っている目暮警部にジト目をされてしまった。雪と桜井さんは目暮警部と共に来ていた松田刑事と萩原刑事が話しかけていた。

雪「陣平さん達、早く事件を解決しましょう。詳細を教えてください」
松田「お、おう……いきなりどうした?」
桜井「えっと、実は……」

雪達の方に耳を傾けると、事件のせいでケーキを食べ損ねて少しムッしているらしく、早く事件を解決して続きをしたいのだと話す桜井さん。それを聞いて松田刑事達が目を丸くしていた。

萩原「な、成る程ね……」
松田「こりゃあ早く解決してやんないとな」
雪「はい! という訳でコナン君!」

グイッと引っ張られたと思えば雪に抱き上げられて一瞬何が起こったのか分からなかった。

コナン「ゆ、雪姉ちゃん⁈」
雪「今から事件当時の話を聞くから、目暮警部お願いします!」
目暮「あ、あぁ……では皆さんの事件当時を伺いましょうか」

雪の圧に押されたのか目暮警部を少し驚くが、切り替えて話を聞く。

森本さんは、レジのアルバイトを休止に出して午後の部のお菓子を厨房で作っていた。藤野さんはコナン君が手伝ったケーキを仕上げてから私達に届けに来ており、行く途中で橋担さんはレジで伝票を打っている姿を見たという。前田さんは事務所から電話から来たという事で、12時25分から10分程は事務所にいたと話した。

目暮「時間を正確に覚えているんですね」
前田「時計を見る癖がついてしまって……オーブンとか使うので」

一通り話が終わり、松田刑事達は凶器を探しに一旦店を出て行った。この中の3人に犯人がいたとすれば、凶器が何でどうやって隠したかが問題だ。
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