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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第30章 銀翼の奇術師〜操縦士は女子高生〜


ーー貴方side

ドカァァァァァン

キッド「うわっ!」
雪「きゃあ‼︎」
コナン「くあ……‼︎」

ぶつかった飛行機は再び空へと上昇していく。

コナン「空港は?」
『聞こえるか865便』
雪「聞こえます!」
キッド「タワーの状況は?」

島岡さんはタワーの人は無事だが滑走路はすぐには使えないと報告しこちらの状況を報告するように言ってきた。

キッド「第二エンジンが脱落したようだ」

一つ無くても大丈夫という事で機体を安定させて滑走路が使えるまで先回していれば平気らしい。すると不安になったのか子供達にがやってきてコナン君が大丈夫だと説明していた時。

雪「……ん?」
キッド「どうした?」
雪「これ、燃料の画面ですよね?」
キッド「あぁ、そうだが」

指差した画面は燃料の画面だあっているらしい。だとすればこの数字は燃料の残りと分かり慌てて叫ぶ。

雪「燃料がほとんど無い!」
コナン・キッド「「なにっ⁉︎」」
子供達「「燃料がなくなった⁉︎」」

私やコナン君達の声に蘭ちゃん達まやってきた。どうなっていると考えているとコナン君が燃料タンクの画面確認し驚く。

コナン「クロスフィードバルブが開いでる!」
元太「なんだそれ?」

そう言ってシートベルトを外したコナン君は天井付近に付いていたボタンを押しバルブを止めた。

キッド「このバルブを開くと4つあるタンクが1つになってしまうんだ」
コナン「でも何で……」

考えらコナン君に私はもしかしてと思って伴さんの事を話した。どうやらそれが原因と分かり、これは一刻の猶予もないとキッドは告げた。

コナン「誰か、そこにある地図を取ってくれ」
歩美「うん、えーっと……」
灰原「これじゃない?」

無事に地図を見たた歩美ちゃんはコナン君へと渡す。ページを巡り、キッドは通信を試みていたがノイズが酷くて通信が取れていないようだ。

キッド「オーパイ、滑走路、燃料おまけに無線までダメになっちまった!」
雪「じゃあ……手動で運転してるの⁉︎」

私の言葉に小さく頷くキッドに蘭ちゃん達も私も驚愕した。その頃、コナン君は残りの燃料でどこかに着陸出来ないか考えていた。

コナン「残り10分で着陸出来る場所を探さねえと」

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