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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第28章 銀翼の奇術師〜事件の真相と危険な罠〜


ーー貴方side

コナン君の後を追い機長室へと入ると遅かったのか苦しむ2人の操縦士が座っていた。

小五郎「どうなってんだ⁉︎」
コナン「機長さん達、樹里さんの指に口付けしてたんだ!」

私や小五郎さん、CAさん達がそんな事がと困惑していると機長と呼ばれていた人物が操縦桿へと倒れ込んだ。飛行機は急降下を始めた。

コナン「早く機長を起こして座席もずらして」

CAさんにコナン君が指示し座席を移動させた。そこでコナン君がやろうとしている事が分かり私も彼の側へ行く。

コナン「雪⁉︎」
雪「これを引っ張るんでしょ!」
コナン「ああ!」

操縦桿を握ろうとしたコナン君より先に掴み思いっきり後ろに引っ張った。全力で引っ張ったお陰か機体は安定になっていった。

雪「も、戻った……の?」
新庄「でかした、坊主にお嬢さん」
コナン「新庄さん!」

何かのスイッチを押してナイスと褒めてくれたのは新庄さんは医者を呼ぶように小五郎さんに伝えた。

雪「ふぅ……」
新庄「大丈夫か雪?」
雪「? はい、大丈夫です」

私の名前を何で知ってるのかと疑問に思ったが今は、操縦士の2人の事が心配でそれどころではなかった。すぐに医者が見つかり診てもらったが、操縦をすらのは不可能だと話しキャビンに運ぶ事になった。伴さんと成沢さんが運ぶ際、伴さんが何処かに触れたような気がしたが大丈夫だろうか。

新庄「……という訳で、僕が機長席に座ります。副操縦席には、君にしよう」
雪「……へ?」

何を言ってるのかと全員が驚くと、小五郎さんがどうして私なのかと質問した。

新庄「君の操縦は中々だったからね」
雪「あ、あのコナン君の方が……役に立つかなと」
コナン「えっ、うわっ!」

操縦なんて分からない私はコナン君を抱き上げて一緒になら座ると提案した。

新庄「なら坊主も一緒にお嬢さんの手伝いをしてくれるかな」
コナン「……わーい、良いよ!」

一瞬鋭い目付きになったコナン君だったが嬉しそうに席へと座る。それを見た子供達は羨ましそうに乗りたいと言ってきた。

新庄「これは遊びじゃないんだ、それにもう操縦しなくて大丈夫なんだ」

着陸時の操作を幾つが手伝ってもらう為に私とコナン君を採用したと話す。小五郎さんはどうして私達にと聞いていたが、任せてくれと言われ部屋から出されていく。
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