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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第25章 銀翼の奇術師〜プロローグ〜


ーー貴方side

小声で話す2人の声に私もしゃがみ話しかけた時、中森警部が今回は協力者がいると言ってきた。

中森「入りたまえ」
工藤「どうも工藤新一です」
雪「……えっ?」

工藤新一と名乗った人物に全員が唖然とする。何故目の前に彼がと困惑しているとコナン君が叫んだ。

コナン「怪盗キッドだ!」
小五郎「なんでだよ?」
コナン「だって俺が本当の……!」

理由を言いかけたコナン君は口を噤む。すると中森警部は問題ないと言って工藤新一と名乗った人物の顔を思いっきり引っ張った。

工藤「ひゃめてくだひゃい、中森警部」
中森「ほらな」

変装してないと言ってみせたが、怪盗キッドは元々新一と顔がよく似ているから意味がない。

雪「ねえ、なんで新一の変装してるの」
コナン「俺に聞かれても……」

目の前にいる怪盗に困惑していると話は進んでおり、どうやら小五郎さんはキッドを捕まえる良い作戦があるらしい。

工藤「俺は俺のやり方で調べますんで」
小五郎「おーおー、そうしろ」

そして別々に捜査する事になり私達は控え室から出た。

蘭「ねえ、こっちに返ってたらなら連絡してよね」
園子「そうよ、未来の妻が心配するじゃない」

そう言われて私を引っ張る園子ちゃん。妻って何と驚いていると何食わぬ顔で私の前に変装したキッドが来る。

工藤「わりい、わりぃ。ってそんな顔するならよ」
雪「……いや、するでしょ」
工藤「そんな怖い顔してるとキュートな顔が台無しだぞ」
雪「な、何言ってんの!///」

ふいっと顔を逸らした私に園子ちゃんがイチャつくなら他所でやってと言い、蘭ちゃんも私達のやり取りにニコニコしていた。

工藤「今から屋上に行くけど雪もどうだ? 屋上は展望フロアみてえだそ」
雪「……はい?」

突然のお誘いに驚くと園子達に行ってきたらと言われたが、コナン君が一緒に行くと騒ぎだし皆で行く事に。屋上に着くと彼はまず非常口の扉を確認し開いていない事を調べており、私は展開フロアの一角で外を眺めながら彼なの話を聞いていた。

蘭「屋上への扉は全部閉まってたね」
工藤「つまり、俺の推理が正しければ……キッドは屋上には"きっど"来ない!」
蘭「そ、そうね……」
園子「ダジャレ……」
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