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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第22章 異次元の狙撃手〜最終地点〜


ーーコナンside

屋上に到着しベルツリーが見える場所に立ち、第一から第四までの狙撃場所を確認する。やはり第一と第二、第三と第四の狙撃地点はそれぞれ水平になっていた。そしてベルツリータワーの第一展望台を入れると正五角形になった。

コナン(これにそれぞれのサイコロを当てはめると星型だ!)

星はハンターが失ったシルバースターになる。つまり犯人とハンターはウォルツさんにこの星を見せるために行った犯行だと分かり世良に伝える。

世良「つまり、元々1のサイコロが第一展望台にあって」
コナン「これから犯人が狙撃する場所も同じ第一展望台」

ベルツリー展望台を眼鏡でズームし確認する。するとライフルを構えた男を発見した。

コナン「いた、ケビン・ヨシノ!」
世良「どこを狙ってるんだ!」

既に狙撃態勢に入っていた犯人の視線の先を眼鏡で確認する。

コナン「きっと正確な星型を犯人は作ろうとする」

様々なビルの中から正確な星型が作れそう建物を見つけた。俺はキック力増強シューズに手をかけウォルツさんがいるであろう場所にボールを蹴った。

コナン「いっけえぇぇぇぇ‼︎」

ボールを勢いよく蹴ると窓ガラスが割れてウォルツさんの顔面に直撃、そのまま奥の壁へと消えて行った。

世良「やったか⁉︎」
コナン「ああ、これで大丈bu……」

シュンッ!

コナン「やべえ」
世良「狙撃⁉︎ ケビン・ヨシノが‼︎」

狙撃の邪魔をした俺達に向かって狙撃してきた。逃げ場のない屋上で俺は転んで足を怪我してしまった。

世良「コナン君、足を⁉︎」
コナン「そんな事より、逃げろ」

動けない俺に近づく世良に逃げろと伝える。このままだと2人共撃たれてしまう。そう思った時だった。

ヒュッ!

ケビン「ゔぅ……‼︎」

誰かに狙撃されライフルを離したケビン・ヨシノの姿がいた。まさか、狙撃されたのかと思い弾道を辿り眼鏡をズームさせる。

世良「まさか、狙撃されたのか!」
コナン「でもあの高さからだと……あ、あそこから⁉︎」

それはベルツリーからかなりの距離があるビルからの狙撃だった。
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