第21章 異次元の狙撃手〜見えなかった事実〜
ーー貴方side
地図を見てから何かに気付いた2人は部屋を飛び出して行った。きっと事件の真相が分かったのかも知れない。これからベルツリーに行く事も聞いてないだろう。
雪「行っちゃったね」
園子「気にしなくて良いわよ」
出て行った人は気にしないでと出掛ける準備をしようと言った園子ちゃんは紙袋を取り出し私に渡した。開けてみると水色の膝丈ワンピース入っていた。
蘭「洋服、穴が開いちゃってたから園子と一緒に買ってきたの」
園子「雪は普段、可愛い系の服が多いからね」
可愛い系とは良く分からないが蘭ちゃん達が買ってくれた服はとても素敵。早く着てみてと研二さんに言われ私は着替えをし皆の前でお披露目した。
雪「ど、どうかな……」
歩美「わ〜、お姉さん可愛い!」
元太「すげ〜似合ってる!」
光彦「ですね!」
子供達は大絶賛し蘭ちゃんと園子ちゃんも似合っていると喜んでいる。でも少し丈が短くないかと照れていると陣平さんと研二さんがそんな事ないと言ってきた。
萩原「いや、それが良いんだよ!」
松田「だな、お前らナイスチョイスだ」
園子「ふふん、この園子様に任せれば完璧よ」
何故か蘭ちゃん達を褒めると園子ちゃんがドヤ顔を見せていた。こうして無事に私の準備も出来たのでベルツリーへと向かう事になった。