• テキストサイズ

【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第21章 異次元の狙撃手〜見えなかった事実〜


ーーコナンside

世良「雪が起きたって!」
雪「世良ちゃん、ここ病院だよ!」
世良「雪〜、良かった〜!」

ガバッ

雪「くるしっ……私は大丈夫だから」

抱きついた世良は雪の頬をすりすりとしていた。暫く経った頃、雪に撃たれる事が何故分かったのかと聞くと直前の事を話し始めた。

雪「赤いポインターがコナン君に向いてるのが見えたの」
世良「それは僕も見た。でも変だよな、狙撃するならそんな物は使わないよ」

確かに狙いがバレてしまうし自分の居場所も晒すことになってしまう。

コナン「……それでハンターは自殺ではなく対決の形を」
世良「どうゆう事だ?」

自殺なら警察の捜査は打ち切りに出来るしマーフィーさん達を油断させられる。つまり今までの事件はハンターにとっての試練の様な物だと話した。

コナン「第一の狙撃は最大距離からの射撃、第二の狙撃は夜間の動ターゲット、そして第三の狙撃は何にも動じない精神力」
雪「ハンターは死ぬまでに犯人を最強のスナイパーに育てたかったって事?」

俺は頷くと雪と世良は犯人が分かった様で驚く。犯人が分かった時、ノックをして元太達と松田刑事達がお見舞いにやってきた。



ーー貴方side

事件の概要が分かり驚いていたら子供達と陣平さん達がお見舞いにやってきた。

萩原「雪ちゃん怪我は平気? 」
雪「大丈夫です……って陣平さん、どうしたんですか?」
松田「……別に何でもねえよ」

少し顔が赤い陣平さんに研二さんが付き添い中に何かあったのかと問い詰め始めた。

萩原「……何にもしてないよね?」
松田「……してねえ、多分」
萩原「ちょっとそれ、どういう事⁉︎」
雪「もうここ病室ですよ!」

言い合う2人を私が止めていると、コナン君は相変わらずだなと呆れていた。蘭ちゃん達も売店から帰ってらしく部屋は賑やかになった。

歩美「お姉さんを元気付けるたまに持ってきたの!」
元太「俺たちの宿題なんだぜ」
光彦「まだ完成はしていないんですけど」

そう言いながらテーブルに広げ始めたのは博士の家で作っていた地図、建物も立体で建っている位置も正確とのこと。哀ちゃんが位置を見てくれたと言っていたが、こんな物を作ってしまう子供達全員が凄い。

光彦「色はまだ塗り終わってませんけど」
萩原「いやいや、充分すごいよ!」
松田「だな、これは表彰もんだ」
/ 221ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp