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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第21章 異次元の狙撃手〜見えなかった事実〜


ーーコナンside

その夜、女子高生が撃たれたとニュースで報道され更に世間が騒ついてしまった。そんなテレビを見ていた時、ジョディ先生から電話が来た。

ジョ『グリーンの事は知っているかしら』
コナン「うん、髙木刑事からこっそりね」

あの後、雪の件もあり髙木刑事に事件の事を内緒にする事を条件に色々と聞いた。スコット・グリーンが関西方面で目撃されたらしいが、ケビン・ヨシノは未だに見つかっていないと。

ジョ『実はウォルツが姿を消したのよ』
コナン「ウォルツさんが!」

どうやらウォルツさんの行方が分からなくなり、居なくなる直前、家族に明日には帰ると伝えていたらしい。一体何を考えているのかとジョディ先生は呟く。

コナン「犯人が残したサイコロの意味が分かれば、何処に向かったか分かるんだけど……」

サイコロが示す意味が分かれば犯人とウォルツさんの間には何かがあると考える。きっと2人にしは特別な因縁があるのかも知れない。

ジョ「……ところで雪は?」
コナン「病室で眠ってたよ、命に別状はないって」

先生の雪の事が心配だったのかホッとしたようで電話越しに小さく息を吐き、また連絡すると言って電話を切った。

次の朝、雪が目を覚ましたと連絡が来て蘭は早くに出で行った。俺も向かおうと事務所にいる小五郎の叔父さんに声を掛けた。

小五郎「すまねえが、先に行っててくれ。俺はこの謎を解いてから行く」

地図を見せて断ってきた叔父さん、きっと雪が巻き込まれた事を気にして早く解決したいと思ったんだろう。病院について部屋を開けると蘭と園子が既に来ていた。

蘭「コナン君1人で来たの?」
コナン「皆は後で来るって」
蘭「そっか、私達今から売店に行くけどくる?」

売店に誘われたが部屋で待っていると断り、蘭と園子の2人は部屋を出て行った。ベットには元気な表情を見せる雪の姿があった。

コナン「雪、怪我は平気か?」
雪「大丈夫だよ、今は元気過ぎて早く体を動かしたい」
コナン「ありがとう、助けてくれて」

気にしないでと笑顔を見せる雪に俺も笑顔を返した。その時、廊下からドタバタと足音が聞こえ世良が勢いよく入ってきた。
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