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名探偵コナン×呪術廻戦【クロスオーバー】「碧眼の零」

第4章 夏油傑という男


「何ですって、警察を人質に・・・。」

「許せないです・・・降谷さん。」

『嗚呼、夏油傑は公安警察の事を
 狙っているみたいだな。』

確かに、呪術師の警察官は神宮寺しか居ない。
他の警察官は非呪術師の家系で生まれ
育った人が殆どの為、夏油傑を捕まえられない
のも無理は無い。

『そこで神宮寺に一つ、潜入捜査を
 して貰う事になる』

『東京都立呪術高等専門学校に
 夏油傑を知っている者が居る。
 呪術高等の高専教員として、
 夏油傑は何者なのかを捜査して欲しい』

『引き受けてくれるか、神宮寺』


「分かりました。引き受けます」

『風見、明日から神宮寺を潜入捜査先に
 向かわせる。今日中に高専に連絡してくれ』

『分かりました。降谷さん』

降谷は風見裕也と話をしていた。

「えっ・・・降谷さん明日ですか?」

『百鬼夜行までに時間が無い。
 高専が夏油傑によって狙われる
 可能性も十分に考えられる。
 だから公安も対策を練らないと
 いけないんだよ』

「あの、降谷さんは行かないのですか?」

『僕は非呪術師の家系だから、呪術師の事に
 ついては、僕はよく分からない。
 君が一番、呪術師の事については詳しいだろ』

「確かに・・・そうですが・・・」

『とにかく今日は早く帰って必要な荷物は
 纏めろ。何しろ長期の捜査になるかもし
 れないから』
  
「はい」
 
『そしてこれが夏油傑についての資料だ』

降谷に渡されたのは、公安警察が極秘で
管理している捜査資料だった。


ー      ー

(ファイル名)

(名前) 夏油傑(げとうすぐる)

(等級) 一級

(コードネーム) 「カミカゼ」

1990年2月3日生まれ(水瓶座)

東京都立呪術高等専門学校中退

呪詛師の某カルト教団の教祖である。

優しさに漬け込んで信者からお金を
巻き上げている。

行方不明事件・未解決事件の殆どは
夏油傑が関わっている可能性も

ー                 ー

「これが・・・夏油傑・・・」

ただ一つだけ、言えるのが確かにある。

夏油傑は黒の組織と深い繋がりがある
という事を・・・。
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