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名探偵コナン×呪術廻戦【クロスオーバー】「碧眼の零」

第5章 高専捜査開始


「でっっか!!此処が悟の家?」

『うん、因みに僕の部屋は27階にあるよ』

悟の住んでいる家は、都内の一等地にある
芸能人が住む様なタワーマンションに住んで
いた。

「怪しいなぁ、都立の高専教師なのに
 こんな立派なマンションが借りられる訳?」

『五条家の当主だからだよ』

『僕、20歳の時に五条家の当主を継いだ
 からさ』

「へぇー、そうなんだぁ」

「まぁ、悟は世間知らずのお坊ちゃん
 ですからねー」

「サイゼが何の略か知らないでしょ」

『知ってる、サイゼリアでしょ』

「なんで知ってんだよ、お前」

『任務の帰りによく生徒達とご飯食べに
 行くんだよね、それでチェーン店の名前
覚えた』

『真宵は何で知ったの?』

「警察学校時代の合コン、予算が足りない
 からよくサイゼリアで合コンしてた」

『お目当ての彼氏はいたの?
まさか、俺以外居ないよねー』

悟は、嘲笑う顔で真宵を観た。

「居たよ、サイゼの合コンで降谷先輩と
 仲良くなって次の日にデートで京都行った」

『で、五条大橋で俺と鉢合わせになって
 修羅場になった事でしょ』

「あれは、悟が悪い」

『何で?』

「付き合っても無い癖に真宵の
 元カレでーすとか言ってさー
 降谷先輩の顔見た?めっちゃ引いてたよ」

『だって、他の男と京都旅行してるのが
 気に入らなかったから』

「あの時、悟は何の用事だったの?」

『ジジイ共の会合で、偶然、京都に来てただけ』

「そつだったんだ」

『真宵は今は何処に住んでるの?』

「米花町の事故物件アパート
 殺人事件が起きて、よく呪霊が出るって噂の」

『マジ』

「私、呪術師だから、呪霊が出る位
 祈祷師呼ばなくても自分で祓えるから
 高専行ってて良かったと思ったよ」

『真宵にしては、珍しくポジティブ
 な意見だなー』

『昔は、真宵が高専なんか行きたくない
 って言って親に反抗してた癖にねー』

「悟に何が分かるのよ」

真宵は口を膨らませて言った。

『俺、幼馴染だからさ、真宵の素性
 位、分かるんだよねー』

『さてっ、エントランスの中に入ろうか』

真宵と悟はマンションのエントランスの中
に入って、エレベーターに乗った。





 
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