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名探偵コナン×呪術廻戦【クロスオーバー】「碧眼の零」

第5章 高専捜査開始


『ナーナミンおかえり』


高専教員の七海建人が任務から帰って来た。


『私をナナミン呼ばわりするの辞めて
 もらえませんか、五条先生』


七海建人は蔑む様な目で五条悟を見た。


『えーっ、じゃあ何て呼べばいいの?』


『普通に七海とかで良いのでは』


『七海って堅苦しいなぁ、
 今までの様にナナミンって呼ばせて貰うよ』


『はぁ、もう好きにして下さい』


七海建人は真宵の気配に気がついた。


『五条先生、あちらに居る女性は?』


『彼女だと思った?ざーんねん、
 明日から高専で働く教師の神宮寺真宵ちゃん
 だよー。ナナミン、挨拶してあげて』


『神宮寺真宵さんって
 高専を卒業してから警察官になったんじゃ
 無かったのですか?』


『んー、それは、詳しい事は言えないんだよ
 言ってしまったら、僕と真宵が上層部
 に殺されてしまうから』


『それは大変だ』


『ナナミン、他人事の様に言わないでよー!!
 本当に僕、上層部に殺されちゃうー!!』


五条悟は嘘泣きで七海建人に言った。


『本当に殺されるのだったら、嘘泣き
 なんかしないですよ、五条先生』


『えーっ、酷くない、ナナミン
 そう思うでしょ真宵』


「うーん、どうだろうねぇ」

真宵は苦笑いをした。


そして、七海建人は、
『私はこれから用事があるので
 貴方のお遊びに付き合っている
 暇は無いんですよ、五条先生』


『私はこれにて失礼します』


『ねぇー、待ってよー、ナナミン
 ねぇー!!』


七海建人は職員室のドアを閉めた。


「行っちゃったね、七海くん」


『いつも教師の皆んなにちょっかい
 をかけてるんだよ、真宵も
 いつか僕の洗礼を受けるかもね』 


「私は嫌だ」


『嫌がらないの』


五条悟は話を切り替えた


『高専での任務だけど、僕の担当している
 一年生の副担任と国語の教科担当になって
 貰うよ、真宵』


「私、生徒に教えた事が無いけど
 上手く出来るかな?」


『何かあれば僕に言ってよ、授業の作り方も
 僕が教えてあげるから』


「分かった。ありがとう、悟」
















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