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名探偵コナン×呪術廻戦【クロスオーバー】「碧眼の零」

第5章 高専捜査開始


『お疲れサマンサ!!ようこそ
 東京都立呪術高等専門学校へ』

『僕は、一年担任の五条悟だよーん』

そこにはサングラス姿の五条悟が立っていた。

(えっ・・・、悟?悟ってクソガキで
他人を困らすのが得意だった様な・・・)

『久しぶりだね、真宵』

『高専の卒業式以来か、ここに来るの』

「久しぶりだね、悟、なんか
 色々と変わったね」

『真宵だって、大人っぽくなったよね
 昔はブスで可愛げの無い女だったのに』

「幼少期の私がブスで悪かったわね」

『んー、今の方が可愛いような気がする
 なんかー、大人の色気が出てきた感じ』

(そりゃ、上司の降谷さんと一緒に黒の組織に
潜入捜査してハニートラップかけてる身だから)

『まあ、女の子は化粧で化けると云うしね』

『すっぴんになれば元通りか』

(コイツ、私の事、絶対に馬鹿にしてるだろ)

「馬鹿にしないでよ、悟」

『別に馬鹿になんかしてないよ
 真宵が昔に比べて可愛く
 なったなぁと思っただけさ』

(コイツ、怪盗キッドレベルのキザ男になってやがる)

(私の好きなタイプ把握してるだろ、絶対!!)

『何、どうしたの真宵、僕の顔をジロジロ見て』

『もしかして、僕に惚れたとか』

(嗚呼、もうコイツ末期だわ、誰か病院に連れていけ)

「あのー、怪盗キッドの物真似は良いからさ
 高専に案内してくれる?」

『真宵、怪盗キッドって誰?』

(いや、知らんのかーい、怪盗キッド、知らんのかーい)

「それは、それは、キザな台詞と甘い言葉で 
 女性の大切な心を盗む悪い男、それが!!
 怪盗キッドなのよ!!」

「私はキッド様に出逢う為に警察官になったん
 だから」

『へぇー、そうだったんだ、真宵』

『怪盗キッドって僕の事じゃない?真宵』

「なんで、アンタが認めるのよ、ナルシストか」

「そもそも、キッドは下品なアンタとは違うよ」

『僕、上品だけど?』

「何処が上品なのさ」

『顔』

「はぁ!?」

『顔だけだったら、女の子が黙ってないけどね』

「女たらしだ、コイツ」


真宵は、高専時代以来の幼馴染と話に花を咲かせた。











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