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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第135章 新しい生活


狭くて眠れないかと思いきや、警視庁のベッドは思いの外ふかふかで…降谷さんの横は暖かくてぐっすり眠れた。

まどろみの中、ふわふわとした頭を起こそうと瞬きを何度かしていると降谷さんに頭を撫でられた。

それが気持ちよくて私は素肌の降谷さんの胸に頬を当てた。


「めぐみ、おはよう。」
「んー。」


くわーっとあくびを一つ。

「かわいい。」
「んー、おはよー。」


私は一度降谷さんのお腹に抱きついてぎゅっとした。


「ほら、準備しよう。」
「はーい。」


起き上がって私はジーパンを履いたり降谷さんはスーツを着たり、それぞれが準備をして、またいつもの執務室戻ってきたが、まだそこには誰もいなかった。

「まだ朝早いからな。僕は午後からポアロに行かなくちゃならない。そろそろ梓さんにもうまく説明しないと。」
「また私もポアロで働ける?」
「もちろん働けるが、それはまだ先だな。税金関係の手続きもしなくちゃならない。…今まで働いた分の税金はらってないだろ?」
「…はい。まずい?」
「まさか。君は被害者だ。だが、その辺の根回ししなくちゃならない。」
「ぜんぶ降谷さんがやってるの?」


そんなことまで全部一人でやってるのかと私は心配した。いつか本当に体を壊しちゃう。

「いや、僕は指示するだけで他の人がしてるよ。大丈夫。」
「無理しないでね?だって、お仕事はこれだけじゃないんでしょ?」
「めぐみのためなら平気だ。」

ニコニコ笑っているが、やっぱり心配だ。


ーー…というよりなんでこんなに機嫌がいいんだろう。さっきからすごく爽やかな降谷さん。



首を傾げていると、降谷さんが机から一枚の紙を出した。


「これ、めぐみの戸籍謄本と住民票。これで今日はめぐみの家を探しておいで。」
「できたの?はやいね!ポアロの近くに住みたいなー。」
「今日一日で見つけなくてもいいから、ゆっくり今度はちゃんとした家にするんだよ。」

前のビルのテナントのような冷たい部屋で寝てたから降谷さんは心配してそう言った。


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