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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第133章 むかえに。


無表情のまま、降谷を見下ろす赤井に降谷は赤井の胸ぐらを掴んだ。


「だから!めぐみは帰ったんだ!もういないんだ!どこにも!」
「だから、それは聞いた。」
「…!俺はお前が…!」



「その研究員とやらは薬もうないのか。まだあるんだろう。坊やが調べていた薬もある。」
「…っ。」


降谷に掴まれていた腕を払い、赤井は今度は降谷の胸ぐらを掴みぐっと顔を寄せた。


「めぐみは何のために向こうに行ったんだ。帰りたかったわけじゃないんだろう。薬はまだある。君が諦めてどうする。」


めぐみは降谷と倒れたローラたちを救いたくて薬を飲んだ。

そんなこと、降谷にだって痛いほどわかっている。



ぐっと赤井を睨みつけると、降谷は赤井の手を払い除けた。


「うるさいっ!くそっ!お前なんかに言われなくてもわかってたさ!」
「…そうか。」


払われた手をさすり、懐からタバコを出すと足元で震える大男を見下ろした。

「こいつが薬の製造に携わっていたんだな。」
「あぁ。」
「こいつを締め上げよう。」
「ひぃぃ!」

赤井は研究員の腕を掴み立ち上がらせた。


「FBIと公安は…違法捜査が得意だ。なぁ?」

研究員の耳元でそう呟くと、ガタガタと震え、
「なんでもする!何でも言う!全部言うから!」
と、涙ながら答えた。




「赤井さん!……あ、安室さん。」


怪我人の様子を見終わったコナンは赤井と降谷の元に駆け寄り、降谷の顔を見て、ほっと安心した。


「なんだい?」
「安室さん、よかった。元に戻ったみたいだね。さっきすごく…その…怒ってるって言うか…心ここに在らずって感じだったから。」



「あぁ。ーーやることができた。」


目をキラキラと輝かせ、降谷は笑った。

「やること?」



「めぐみを迎えに。」


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