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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第131章 最終章【コーヒーはミルクだけ】


ダァンと、銃声が響いた。


「あっ…ぐ……」


倒れたのはローラさんだった。

脇腹を押さえ、膝をついた。



「ローラさんっ!!」

私は暴れたが、上にいる男のせいでまったくびくともしない。


「…ローラさんっ…やだ!」


ばたりとその場にうつ伏せに倒れてしまった。
段々と広がって行く血ーー…。


「ちなみに横の男は既に瀕死だ。」

香山さんが座っているパイプ椅子を貝山は蹴飛ばした。


「小塚の毒はよく効くなー。」

ピクリとも動かない香山さん。

顎を上げ、笑顔を浮かべる貝山は今度は私に銃を向けた。



ーーー全部私のせいだ。

公安だと勘違いして、信用してしまった私の。




貝山は私に近づいてきて、銃を左手に持ち替えるとナイフを取り出した。

「立たせろ。」

貝山がそういうと、私の上にいた男が私から退けて、腕を引いて無理矢理私を立たせた。


「さぁ、ゼロ。女は殺せない。だけど痛い目に合う。…どうする?」

ぎりっと降谷さんは歯を食いしばっているようだった。



「俺はね、何度もめぐみちゃんを口説いたんだ。」
「…。」
「何度デートに誘っても、口説いてもちっともこっちをみてくれない。俺は漫画を読んで小さい頃から君というキャラクターが好きだったのに。」
「…っ。」

頬を撫でられ鳥肌がたった。


「だから、小塚に協力をした。奇跡じゃないか。大好きなキャラクターが動いて喋って自分に微笑むなんて。最高の世界が作れる。小塚製薬は最高なんだよ。」

「そんな彼女を傷付けるのか?」

「お前がその研究者を離せばいい。俺にはめぐみちゃん以外にも呼んでもらいたいキャラクターがいるんだ。退けなければめぐみちゃんを傷付けなきゃならない。」

ナイフが私の腕に当てられた。

つーっと赤い筋が出来て、ピリッと痛みが走った。


「お前の仲間は全部倒れた。あとはゼロ、お前だけだ。下がれ。」

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