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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第129章 真実


晩御飯をテーブルに並べていると降谷さんも手伝ってくれようとしたから、無理矢理ソファに座らせた。
疲れているのだから私に全部任せて欲しかったから。


「最近お仕事大丈夫?夜はほとんど毎日帰ってきてるけど…。」
「めぐみの護衛だからね。」
「ここにいたら大丈夫だよ。」
「他に回せる仕事は刑事部とかに回してるから大丈夫。まぁ、文句言ってるみたいだけど。」
「…いいの?」
「公安がするような仕事を回してもらえるなんてむしろ光栄だと思ってるさ。」
「さいてー。」

ふふっと笑うと、降谷さんはソファから肘をついて私をじっと見つめた。


「いいなー。」
「ん?」
「いや、なんか家族になれたみたいで。」

ご飯をついでテーブルに並べていくと、急にそんなことをいうから持っていたお箸を落としそうになった。




「あのね…降谷さん。」
「ん?」

私が少し真剣に話しかけると、降谷さんは立ち上がってダイニングテーブルに腰掛けた。

「ひとつだけずっと気になってることがあるの。」

恋人になるには重要なことで、ずっと気にかかってて言い出せなかったこと。


「警察の人と交際するにはその人の身元を調査するんじゃ無いの?」
「そうだね。」
「私の身元は何も証明できないし…」
「うん。」
「それに…その……。」
「浅原組のこと?」


降谷さんはやっぱり調べてた。


「私…悪いこといっぱいしてる。」
「そう。」


…そう?


「いや、そうって。」

「逮捕歴があるわけじゃ無い。」
「う、うん。」
「向こうから被害届なんてあるわけもない。」
「う、うん。」
「何か問題あるか?」


「う、うん?」


降谷さんはひょいっと目の前のミニトマトを口に放り込んだ。


「まさかと思うが、そんな馬鹿なことを考えてずっと僕の恋人になれないとかって言ってたのか?」
「ば、ばかなこと!?だ、だって、本当に悪いこと…」
「たとえば?」
「詐欺…とか。」
「悪いやつ相手にだろう。で?」
「違法なお店で働いたりとか。」
「もうそのお店は無いし、その店への被害届もない。で?」
「えっとー…、無免許運転。」
「うん、もうするなよ。」

「…はい。」


え、それだけ?


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