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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第124章 モテ期


「松田とは最初馬が合わなくて、よく学校で殴り合ってた。」
「降谷さんが?意外。優等生かと思ってた。」
「やられたらやり返すさ。」
「ふふ。殴り合ってたのに、そのうちお友達になるってどこかの青春漫画みたい。」
「…22歳で青春か。でも本当そんな感じだったな。あの時が1番青春してたかも。合コン行ったり。」
「えっ!?」
「ははっ、心配しなくても1番モテてたのはさっきの萩原だった。」
「それも意外!私だったらたぶんずっと降谷さん見てた!」

にこっと笑って、降谷さんはまた違うお墓に向かった。


「伊達。この人が僕達の班長だった人。一年前に交通事故だった。」

ここにもすでにお花が供えられていた。
降谷さんは最後のお花を供えると、ポケットから何かを取り出しお墓に置いた。


「何?これ。」
「ふふ、爪楊枝。班長はいつも口にこれを咥えてたんだ。」
「爪楊枝を?すごいね。ドラマの刑事さんみたい。」
「優秀な刑事だったよ。婚約者もいた。」
「へぇ!」
「…彼女も彼の後に死んでしまったけれどね。」

「ーーそっか。向こうで二人幸せだといいね。」
「そうだな。」


わたしは爪楊枝を見つめながら、伊達さんに手を合わせた。






「ありがとう。めぐみ。めぐみを彼らに紹介したかったんだ。」
「ううん、私も降谷さんの大切な人に挨拶できて嬉しい。連れてきてくれてありがとう。」

私は立ち上がり、降谷さんを見つめた。



「行こうか。」
「…もう一人の方は?違うお寺なの?」

降谷さんの幼なじみの人がいたはずだ。


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