• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第123章 トリックオアトリート


瞬きをぱちぱちとしながら、驚いて敬礼をしてしまったが…なんで私がしてるんだろう。

「んー、もっと肘上げて。」
「はい!」
「手首は真っ直ぐ。」
「はい!」
「指も反りすぎない。」
「…なんで私っ!?」
「僕だけじゃつまらないだろ。」


ニコッと笑って、降谷さんもわたしに向かってビシッと敬礼をしてくれた。

「わっ!ほんものだ!」
「なんだ、その感想。」
「すごい!」
「警察学校では入校と同時に毎日必ずやってたからな。少しでも動いたりゆがんだり、曲がってると、しばかれた。」
「降谷さんもしばかれた?」
「敬礼は完璧さ。」
「さっすが伝説の全科目一位様!」
「罰はよく受けてたがな。」
「そうなの?」
「まぁね。みんなでよく走らされたし、風呂掃除やトイレ掃除の罰も受けた。」

懐かしそうに話しながら、降谷さんは敬礼を解いた。


きっと同期の話だろう。大切な友人だった人たち。


私の表情を読み取った降谷さんはニコッと笑って、私の頭を少し乱暴に撫でた。



「警察官ごっこはおしまいでいいか?」
「うん!降谷さんの敬礼はやっぱり別格!かっこよかった!」

制服姿も充分堪能させてもらった。


「じゃあ、次は僕の番だな。」
「…んんっ!?」

「せっかくエロいサイトで買った婦警のコスプレ。じっくり堪能させてもらうよ。」
「待って!なんであのサイトで買ったって知ってるの!?」
「みたらわかる。そんな服普通に売ってるわけないだろう。」

梓さんに借りたなんて言えなくなった!!
降谷さんはこのミニスカポリスを、わ、私が買ったって思ってるってことよね!?

「ニーハイもいいが、網タイツもみてみたいなぁ。」
「えっ!?なんで…!?」


降谷さんは私にスマホの画面を見せてきた。

それは、紛れもなく梓さんが愛用しているサイトで、私が着ているミニスカポリスと同じ商品が載っていた。

「特定済みだ。」
「ひっ!」


「めぐみがなんでこんな服を…って調べたらすぐに出た。出来れば人前では着てほしくなかったが…。」

「…!」

「さ。今度は僕と警察官ごっこしようか、めぐみ巡査長?」



/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp