第122章 ハッピーハロウィン
正直にやきもち妬くんだと、警察官の格好していう安室さんが可愛くてくすくす笑っていると、私の横にピッタリと引っ付いてきた。
「……っ!?」
さわっとお尻に違和感。
テーブルの方ではみんなが楽しそうにケーキを食べたり、笑いあってると言うのに…!
「あんまり調子に乗ってると後で泣くのはめぐみだぞ。」
「…ひっ。」
スカートの裾あたりを撫でた後、足を爪を立ててつーっと触れると、安室さんが低い声で耳元で囁いた。
びっくりしてそちらに視線を送ったが、存ぜぬの表情で笑っていた。
誰かに見られたらどうするんだ!
「おまわりさーん、変態がいまーす。」
「ここにいますよ。貴方もね。」
「はっ!そうだった!」
私はこれ以上触られないようにすこーし離れたが、安室さんはまた一歩私に近づいてきた。
「なんで近寄るの…」
「まあまあ、いいでしょう?めぐみさんのミニスカが可愛いから。」
「…。」
「おーい、そこのバカップル!ビンゴ大会するわよ!」
カウンター内で安室さんといると、テーブルの方でビンゴのカードを何枚か持った園子ちゃんがこちらに大声を出した。
「ば、バカップルじゃないよ!」
「じゃれあってるように見えたわよ。はい、ビンゴカード二人分。」
ピンクと緑の数字が書かれたカードを受け取り、私は一枚安室さんに渡した。
「へぇ、ビンゴとか久しぶりだな。」
「私、初めてかも。」
「やり方は大丈夫?」
「たぶん…。言われた数字穴開けて一列なればいいんだよね?」
「そうそう。真ん中は開けといてね。」
「はーい。」
私が真ん中をパチっと開けていると、園子ちゃんが携帯を取り出した。
どうやらビンゴのアプリで数字をランダムに出すらしい。
「豪華賞品用意してるからねー。」
園子ちゃんがそう言うと、子供たちが大声ではしゃぎ始めた。
「豪華賞品ですって!」
「なんだろー!歩美、ケーキがいいなー。」
「仮面ヤイバーのグッズじゃねぇか!?」