第122章 ハッピーハロウィン
顔を赤らめ、動揺しているのが不思議で首を傾げていると、ふわりとコナンくんが抱き上げられた。
「離してよ!安室さんっ!」
安室さんは脇の下に手を入れ、コナンくんを抱き上げるとソファに座らせた。
「はい。コナンくん。ピザのおかわりをどうぞ。」
「…僕の他のを…」
「どうぞ。」
「ーー…ありがとう。」
安室さんはコナンくんの頭をよしよしと撫で、また私の横に戻ってきた。
「どうしたの?」
「いや、別に。…めぐみさんはカウンターの中で食べようか。」
「へ?」
「おいで。」
お皿に適当に料理を乗せ、カウンターに置くと、私を店員が立ついつものカウンターの中に追いやられた。
「…え?一人でここ?」
「君のその足は小学生には刺激が強いみたいだよ。」
「えー?コナンくんだよ?ちょっと意識しすぎだよ。」
「…はぁ。」
安室さんは呆れたようにため息をつき、私をカウンター内に置いたままみんなのところに行ってしまった。
ーーむぅ。
「安室さんとめぐみさん、ペアルックみたいだね!」
カウンターの向こう側で歩美ちゃんがオレンジジュースを飲みながらにこにこと話しかけてくれた。
「本当?ありがとう。」
「スカートは園子お姉ちゃんみたいだけど、それも可愛い!」
「歩美ちゃんも素敵な魔女だよ。スカートとっても可愛いね。」
「ありがとう!」
魔女のとんがり帽子をかぶって、スカートを見せるようにくるっと回ってくれた。
女の子だなー。
「めぐみちゃん…ふふ。」
歩美ちゃんが新しい料理を取りに行くのと変わるように、今度は梓さんがカウンターの椅子に座った。
「安室さんとペアルックなんて…ふふ。ロッカーで何してたの?」
「んなっ!何もしてないっ!」
「ふーーーん。」
え…!?
き、キス見られた!?
「めぐみさん。他の料理も持ってきましたよ。お寿司とか好きでしょう?」
「うん、ありがとう。」
「梓さんもよかったらどうぞ。」
大きな取り皿に綺麗に盛られた料理をカウンターに置いた。
「安室さんっ!」
「はい、何でしょう。」
梓さんは指をピンと立て、安室さんの鼻に突き出した。