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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第120章 園子さま


私の服は決まったけれど、安室さんは大丈夫だろうか。
忙しくて買えないんじゃないかな…。
いや、前に潜入用のドクターの服があるって言ったりしていたから、それらの中のどれかを着るのだろうか。

ポアロの外で出て『30日は貸切のためお休みします』と書いた先ほど作ったばかりの張り紙を、入口の扉にペタリと貼り付けながら私は、スマホを取り出した。


『コスプレは大丈夫ですか?私が何か買いに行った方がいいですか?』


要件だけをとりあえず安室さんに送っておいた。

すると、ものの数秒で返事が返ってきた。


『大丈夫。借り物を着るから。』

安室さんからも要件のみだった。
私と同じで誰かからか借りるらしい。



一体何を着るのかなーって聞きたかったけれど、これ以上は仕事の邪魔かもしれないと思って、我慢した。
明日は一緒のシフトだったから、そのとき聞けばいい。




スマホをポケットにしまっていると、帰宅途中のコナンくんと蘭ちゃんが歩道を歩いてきていた。


「こんにちは、めぐみさん!」
「おかえり二人とも。」

コナンくんはさっそく私が今貼った『貸切』の張り紙に気付いたようだった。

「ポアロを貸し切るなんて、さすが園子お姉ちゃんだよね。」
「めぐみさん、すみません。急なお願いしてしまって。」
「ううん、マスターも嬉しそうだったし、私も実は結構楽しみなの。京極さんとは初めましてなのにいいのかな。」
「はい、是非!」

「蘭ちゃん達は何着るの?」
「私は不思議の国のアリスの格好をしようかと思ってて。」

少し照れたように言う蘭ちゃん。

「うわぁ、絶対似合うね!楽しみー!」
「僕はカボチャの着ぐるみみたいなの着るよ。」

子供らしくてそれも絶対可愛いに決まってる!

「めぐみさんは?あっ!もしかして安室さんとお揃い着るんですか!?」
「お揃い!?いやいやそれはないかなー。」

目をキラキラとさせながら蘭ちゃんが食い気味で聞いてきた。


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