第117章 家にて
両手首を、頭の上で押さえつけられ、シャツの中に降谷さんの右手が入ってくる。
久しぶりの感覚でゾクゾクとする。
「…ん……」
「やばいな…。余裕ないかもしれない。」
ネクタイを解き、肩にかけたまま、一つ一つシャツのボタンを外していく降谷さん。
色気が凄すぎて、胸元を凝視してしまう。
降谷さんはいつも以上に興奮しているのか、既に少し汗ばんでいて、呼吸も荒かった。
シャツを前だけ開け、そのままに、今度は私のシャツのボタンを外し始めた。
「んっ!」
突然の深いキス。
舌を絡め、吸い上げられ、食べられていく。
「…ふっ…ん…」
同時に背中のフックも外され、乱暴に下着を上に捲られた。
その間、ずっと両手首は頭の上で降谷さんの左手首で押さえつけられたままだ。
右手が胸をしたから揉まれ、親指で先を擦っていく。
「…んっ…ん…っ」
呼吸がうまく出来なくて、キスも追いつけず、口の端からだらしなく垂れていく。
「…はっ…ぁ…」
私から少し顔を離すと、カチャンと留める音がした。
嫌な予感しかしない。
にんまりと、私の腰な上にまたがって見下ろす降谷さん。
ホルスターの紐をベッドの柱に回し、カチャンと留めたのだ。
「また!」
「手錠より痛くないだろう?」
「そういうことじゃなく!」
「ホルスター好きのめぐみちゃんをどうやったら満足させてあげられるか考えた結果だ。」
「降谷さんしか満足できないよ!」
「…確かに。でも満足したい。」
すごく真面目な顔で私を見下ろしくるから、それ以上何も言えなくなってしまった。
「満足させてもらっていいか?」
降谷さんは両手でお腹を撫で始めた。
「…ぁ…っ」
「さっき言っただろう、僕の手で乱れて泣いて困らせるのが好きだって。それでもいいって言ったろう?」
「いっ…てない…ぁ…し、全然…違っ…やぁ」
むにっと両手で揉みしだいていく。
きゅっと両胸の先を摘まれ、大きく背中を反ってしまった。
「んやぁぁっ…!」
抵抗も全然出来なくて、呼吸だけが荒くなっていった。