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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第117章 家にて


軽くキスをして、私たちは再び見つめ合った。

「また“安室さん“の恋人設定に戻ればいい?」
「あぁ。梓さんがまた騒ぐな。」
「ふふ、だろうね。」




「ねぇ…降谷さん?」
「ん?」
「……降谷さんの帰る場所になりたいし、そばにいたいんだけど…」
「……。」
「恋人になるのは…ちょっと待って欲しいの。」
「なんで?」
「私の覚悟がまだ…足りなくて。」


私は降谷さんから視線を外し、俯いた。


急に貴方の前から急に居なくならない。という、証明が欲しい。






「…それは君が…………いや、なんでもない。」
「少し…時間をください。」
「また、話してくれるんだろう?」
「…うん、絶対。」


「……わかった。めぐみを信じるよ。」





私の耳の横の髪の毛をくしゃりと撫でつけ、再び軽いキス。





「めぐみが僕の恋人にしてくれと言うまで、僕からの重い愛を押し付けるよ。」

「…んっ」

角度をつけ、押し入ってくる舌。
耳を撫でつけ、腰に手が回り、強く引き寄せられ抱きしめられる。



「…っは。」
「覚悟してて。」


足りない酸素を必死で吸い込む。


私は降谷さんの胸に擦り寄り、スーツをぎゅっと握りしめた。


久しぶりだからかわからないけれど、心臓がもちそうにない。





「降谷さんこそ、巻き込まないようって遠ざけてもいつの間にか横にいてやるからね。」
「…それは勘弁して欲しいな。なんど心臓が止まるかと思ったか。」

降谷さんのネクタイをぐいっと引っ張って自分の口を降谷さんの唇に押し付けた。


「覚悟してて。」



降谷さんは目をぱちくりと開き、そして優しく微笑んだ。
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