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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第116章 気持ち


「よし、じゃあタロー君とジロー君から聞いた情報を元に進む。香山ジロー組はそのまま真っ直ぐ西へ、三つ目の角を右に曲がれ。」

「はい。」

「コナンくんは発信器を見ながら僕に教えてくれ。なるベく挟み撃ちにしたい。」

「わかった!」


「めぐみ。…頼むぞ。」
「まっかせて!」




後部に座った人でグループ通話をしながら、私たちはバイクを走らせた。

降谷さんはイヤホンで通話をし、進む方を指示しながら、たまに私にインカム越しに話しかけてきた。


降谷さんの右手が私の腰に回ってる…。


ーー…だめ!集中しなきゃ!



「その先に用水路を避けるトンネルがあるんだな?じゃあ、香山はそのままトンネルに入って北へ。挟み撃ちするぞ。」
「コナンくんは先回りしてほしい、道はタロー君がわかるな?僕が追い詰める。」

降谷さんは香山さんやコナン君に指示を出していく。




「めぐみ。このまま真っ直ぐだ。」
「はい。」


グッと私はスピードを上げた。
細い道だ、バイクしか走れない。


私の腰にある降谷さんの手に力が入ったのがわかった。
…ドキッとした。



「めぐみ。」

インカム越しに降谷さんの声が響いた。

「はい。」
「僕は前に進みたいから君を遠ざけた。」
「ーー…はい。」


怒られるだろうか。
またこんなにでしゃばったりして。



「あいつらを失って次はもう耐えられないと思って。」
「…。」


ぎゅっと、手の力が強くなり、背中に降谷さんの熱が伝わってきた。

ドキドキと心臓がうるさい。



「だけど、もう手遅れだった。」
「…手遅れ?」



「君がいないと進めない。」


「…っ!」




「めぐみ。好きだ。僕のそばにいてほしい。」


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