第115章 公安と人
自宅からバイクを走らせる。
少し大きいけど、降谷さんに買ったヘルメットをコナンくんに被らせた。
コナンくんの道案内で、バイクを走らせた。
赤井さんからは国際指名手配された顔写真が送られてきたので、頭に叩き込んだ。
まだその男が風見さんを誘拐したのかどうかわからないけど、気をつけておいて損はないはずだ。
もうすぐ風見さんが誘拐されて3時間だ。
早くしないとーー…
私は自然とハンドルをぐっと回し、スピードを上げた。
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「それにしても、このヘルメット、インカムをついてて便利だね!」
「でしょ。お話ししやすいよ。」
「安室さん用に買ったやつ?」
「そそ!ダッサイやつ選んだの。」
「…たしかにダサいね。」
「ははっ!ーーあ。前。あいつらもういる。」
目的地まであと少しって所に、5.6台のバイクが並んでいた。
私に気づいてズラッと並んでいる。
ーー並ぶな。
バイクを止め、ヘルメットを取ると、ビシッと頭を下げた。
「姐さん!」
「いや、姐さん言うな。ありがとう、来てくれて。」
コナンくんがどんな顔してるのか見れない。
「俺たち何すればいいっすか!?」
「バイクは目立つからここに置いといて。歩いてあるものを見つけて欲しい。ここに私の知り合いが誘拐されてるの。」
「見つけて誘拐したやつボコればいいんすね!!」
「違う。ここには詳しい?」
「道は任せてください!地図にないところ、立ち入り禁止の新しい道なんでも聞いてくださいっす!」
私とコナンくんは目を合わせ大きく頷いた。
「じゅーぶん!犯人はかなり危ない。何人いるかもわからない。だから、隠れながらこの辺を探索。怪しい人物、怪しいモノを見つけ次第、私に教えて欲しい。」
すると、タローとジローは顔を見合わせた後、私を恐る恐る見つめてきた。