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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第112章 寂しさを


後頭部に手を添えられて赤井さんの胸に押さえつけられた。


「…!あ、かいさん!」

ぐっと胸を押して離れようとしたけど、全然力じゃ敵わなくて…、赤井さんは右手だけで私の頭を抱きしめた。


「五年も…たった一人で…」
「…っ!」
「よく頑張ったな。…辛かっただろ。」





一人じゃないー…、良くしてくれた義父のような人もいた。
マスターだって、梓さんだっていてくれた…

私を大切にしてくれた安室さんだってーー…






「…っ……」




五年間、何もない部屋で泣く夜もあった。


組にいた時は、やりたくない仕事をしたりもした。


黒の組織に狙われてるのではと、隠れてばかりで遊んだりできなかった。










「めぐみ、君を助けたい。」

「…ぅ……くっ…今…優しく…しないで…」



安室さんのことが好きなのに…。


思い浮かぶ顔は、ローラさんへ向ける真剣な表情。





「あか…いさん……」

どんどん溢れ出る涙が赤井さんのシャツに吸い込まれていく。



赤井さんは両手で優しく私を抱きしめてくれた。






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