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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第112章 寂しさを


車を降りて赤井さんに着いていくと、以前来た場所だった。

夜景のすごく綺麗な場所。
前はここでチョコを食べさせられたが。




「涼しい…」

風がふわっと吹いて、髪の毛がなびいた。





「夜景…やっぱりきれい。大きな街だなぁ…」
私の住んでいる知ってるようで知らない街。




「…めぐみ。」



ぼーっと夜景を眺めていると、赤井さんが真剣な顔でこちらを見ていた。

その真剣な顔に少しドキッとして、私は赤井さんを見た。




「めぐみ。お前はこの世界の人間じゃないんだろう。」

「…っ!?」



探るように真剣な表情の赤井さんの目から逸らすことができない。


コナンくんは勝手に話すとは思えない。


「以前君に調べるなと言われたが、悪いがこちらで君の素性を調べさせてもらった。」
「…。」
「いくら調べても君は存在しなかった。浅原組に身を置く前の君がね。」


組にいたことももうバレてる。


赤井さんのことだ、あらゆる可能性を調べ、導き出した答えだろう。
きっともう誤魔化せない。



「俺がライとして組織に潜入していた時に、ある似顔絵を見させられたことがある。」
「…。」
「組織に潜入してきた女だと。見つけ次第殺せ。とな。」

私がこの世界に落ちてきた時の映像だろう。


「機密の多い場所だったから監視カメラはなかったが、似顔絵として残っていた。金髪で派手な女ーー…、めぐみ。それが君だろう。」

私は小さく頷いた。
もう、ここまできたら隠すのことも誤魔化すこともきっとできない。







「コナンくんにも数日前に話したの…。とある組織に薬を飲まされて現れたのが、黒の組織のジンたちの前だったの。」
「ーーそれで知ってたんだな。」


一歩赤井さんが近づいてきた。

「今住んでる場所も君の名義じゃない。」
「組にいた時のお世話になった人のなの。」
「保険証は。」
「…持ってない。」
「免許証は。運転してただろう。」
「偽装したものです。」



「……。」


また一歩、赤井さんが近づいてきて、怒られるのでは、呆れられるのではないかと私は俯いた。
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