第108章 腕まくら
嬉しくてたまらないーー。
私はドキドキする心臓を必死で抑えようとしたが、優しく見つめてくる降谷さんに余計に翻弄されていた。
そして、降谷さんはふたたび胸に顔を埋め、至る所にシルシをつけ始めた。
くすぐったいーー。
キャミを脱がされ、ホックをはずされ、お腹や、鎖骨の辺りまで至る所に付けられた。
「あの…つけ…すぎ。」
「嬉しそうにしてたから。」
「…っ。」
確かに嬉しかったけれど、ちょっとやりすぎでは?
私はー…降谷さんには付けられないな。
前、酔ってつけてしまったことはあるけれど、あれだけだ。
潜入捜査中だ。
もし、女性に何かハニートラップでもやるとき、そんなシルシがついていたら台無しだ。
それに、怪我した時、服を脱ぐことだっ……て…
待って。そうだーー
……もし、ここで私がつけたら、治療をする降谷さんの部下の女性は見た時なんて思うだろうか。
はしたないって思う?
それとも、悔しがる?
「何をぼーっとしてる。」
「んあぁっ」
ぐりっと下着に手を忍ばせ、指先がナカに入ってきた。
「ずいぶん余裕じゃないか。」
「んっ…ひゃ……ぁ…」
ナカに入った指がお腹側の私の気持ちいいところを擦っていく。
「何を考えてた?」
「…別にっ…ぁっ」
「そういう風にいうって事は、ローラのことか。」
「…っ!」
「何を考えてた、やきもちめぐみ。ほら、言って?」
降谷さんの肩に両手を置き、私はビクビクと震えた。
「あぁ…っ…ふ…っ」
「ほら。」
私が何も言わずに喘ぎ声だけを出していたら、降谷さんはもう入れた指とは違う親指で秘芯まで擦り始めた。
「ひゃあぁっ!」
「言って?」
ガクガクと震えながら、降谷さんに間近に見つめられたら、私は素直に言うしか無かった。
「わ…私が…降谷さんに…シルシを付けて…もし手当てした部下の人に見られ…たら何て思うかな…って…んんっ」
「ローラに見せつけて牽制したいのか。」
そんなわがまま言いたくない。
ーー…理性ではわかってるけど、気持ち良すぎて…降谷さんが好きすぎて…。
「降谷さんを…独り占め…したい…。んっあぁっ!」
「めぐみ…」