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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第2章 私の仕事


「おはようございます。」



鍵を持っているのはわたしとマスターだけ。

わたしは少し早めにきて、店の外を掃き掃除していた。


7:00、10分前に来て挨拶してくれたのは、安室さん。

「おはようございます、安室さん。もう直ぐマスターがいらっしゃると思うので、エプロンきて、中で待っててください」

「何か手伝いますか?」

「安室さんは7:00からなので大丈夫ですよ。」

「わかりました。」



朝から爽やかだなー、なんて思いながら掃き掃除を終え、中に入ると安室さんもちょうど客席に来たところだった。

何をしましょう?という表情の安室さん。
時計を見るとちょうど7時なのだが、マスターはまだ来てない…


「7:30にはお店開けるので、まだマスターいらっしゃってないですけど、準備しちゃいましょう。安室さんは、客席の椅子を下ろしてもらえますか?そのあとテーブル拭いてください。」

「わかりました。」


わたしはその間に水回りの準備をしておこう。

マスター、珍しく寝坊かな…?って思ってたら、慌てた様子のマスターが走ってやってきた。

「いやー!すまなかった!安室くんの初日ってこと忘れてたよ!」

2分程しか遅刻してないけど、マスターは安室さんの前で手を合わせて謝っていた。


「夏目さん!ありがとう!早めに来てくれてたんだね、助かったよ!」



マスターはそう言うと、急いで奥へと引っ込んでいった。

「安室さんは、テーブル拭き終わったら今日はマスターと一緒にモーニングセットの作り方を覚えて下さいね。8時にはもう一人のバイトの梓さんって方が来てくれるので。」


「はい、わかりました。夏目さん…早目に来てくださったんですね」

「え?えぇ…まぁ。」


急にそんなこと言われるとは思いもしなかったから、返事があいまいになってしまった。

「僕が初日だからですよね?すみません。」


申し訳なさそうにする、安室さんを見て私は慌てて首を振った。
何も悪いことなんでしてないのに、なんで謝るの?

「昨日帰るときに、店前の落ち葉が気になっただけです。」


なんて、言ってみたけど、安室さんはありがとうございます。ってお礼を言ってくれた。
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