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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第105章 庇う


足が痛くて、動かそうとしたら、足首をぐっと掴まれた。


「ひっ!」

ーー誰っ!?


と思って、頭だけ動かすとそこには風見さんがいた。
私の足を押さえている。


「すみません。しばらく痛いですよ。」
「えっ!!……いっ〜〜〜たぁぁい!!」


私はすがるように降谷さんの手を両手で握りしめた。



「風見、さっさと終わらせてやれ。」
「…はいっ!」

なになに!?

また強く私の足首掴むと、何かが足の裏に当たった。

「やっ…まって…お願いっ!…っ!!んんーーーっ!」
「めぐみ、そんなセリフを風見に聞かせるな。」
「ばっかなこと言ってないで!状況教えてっ!」


痛みで涙目になりながら降谷さんに言った。


「あんな割れたガラスの上を走り回るからだ。」
「…へ。」
「足の裏にガラスがいくつか刺さってるんだ。いまめぐみには筋弛緩薬が身体にある状態だから、麻酔が打てない。」
「…そんなっ、麻酔…っ!」


「大丈夫。僕が手を握っててやる。」
「あ…うん、ありがとう。」




「何も考えず話をしよう。その間に風見が取る。」
「…お願いします。風見さん。」
「なるべく痛みがないよう努力します。」



私はこれからくる痛みにごくりと息を飲んだ。

降谷さんはそんな私の頭を一度優しく撫でると、手をぎゅっと握りしめてくれた。

「あのガラスはどうした。めぐみが逃げないように鬼頭がしたのか?」
「…んっ…はぁアレは、私がしました。撮影用のライトを振り下ろして。そのライトが割れたやつだと思います。…った!…」

話をしながら、足に刺さったガラスを風見さんがどんどんとっていってくれた。
その度に痛みで声が出てしまった。


「なんだ、自分でやったのか。ライトを振り回すなんて流石だな。」
「んんっ!へへ…2回も殴ってやったよ。…そういえばここ何処?」
「警視庁だ。」
「はぁはぁ…うっ!…くぅ…赤井さんは…?」

私はどのくらい気を失っていたんだらう。
痛みで身体が熱くなりながら、私は降谷さんに尋ねた。
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