• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第104章 共闘


赤井さんに部屋から出ていくタイミングを教えてもらい私とバーボンは部屋の外に出た。

『今はその階の廊下には誰もいない。』
「他の階にキャサリンさんがいないか見てもらえますか。」
『了解。』


カチカチっとタイピングする音が探偵バッチから聞こえてきた。



「赤井さんって近くにいるの?」
バーボンの背中にそう尋ねると、彼はこちらを振り向いた。
「近くのビルから見ているはずです。」
「いつから連絡取り合ってたの?」
「昨日の時点で君が何をしようとしているのか掴んで、コナンくんを通じて赤井にコンタクトを取ってました。」

そんなの知らなかった…

「いつの間に…」
「だってめぐみさん、僕からの電話取らないじゃないですか。」
「う…。」
「まぁ、赤井が何故あなたに黙っていたのかは知りませんが。」


面白がってんじゃないですか?と,バーボンは周りを警戒しながら廊下を進んだ。


『4階の隅で隠れてるのを見つけた。どうやら彼女も先程の騒動で逃げたみたいだな。4階の西の廊下だ。』
「わかりました。」
『5階に多く人が集まって鬼頭から指示を受けているように見える。声までは聞こえない。南の階段から進むといい。』
「南ですね、めぐみさん行きますよ。離れないで。」
「はい。」

ドキドキとしながらバーボンの後ろをついて行った。


____緊張する。





私たちは足音を立てないように階段を降りて行った。


たまに誰かの気配がすると、バーボンさんが私を静止させたり、後ろに隠したりしてくれた。




4階。


廊下を少し進むと、かすかにすする声が聞こえてきた。



「キャサリンちゃん」
「ユメちゃんっ!」
「しーー。助けに来たよ。」
「ひっく…ひっ…く…怖くて…」

「さ、早くここから出ますよ。立てますか?」


積み上げられた段ボールの隅にうずくまるように隠れていたキャサリンを見つけ、バーボンは手を差し伸べた。


涙でぐちゃぐちゃのキャサリンが、バーボンの手を取ろうとしたら、ガチャン!!と言う音と共に全ての電気が消されていた。
元々薄暗かったのだが、非常灯も全てが消され、真っ暗だ。


「きゃっ!!」
「しっ!静かに。罠かもしれません。じっと黙っててください。」
「…っ!」

キャサリンさんの叫び声に、バーボンは静かにするよう指示をした。

/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp