第104章 共闘
物音をさせないよう私はじっとしようとしてるのに…
この男は一体何を考えているんだ!
「…っん」
れろっと舐められた首筋。
「…バーボンさん…だめ…」
「僕から逃げた罪は重いですよ?」
「…っ。」
だぼりと来ていたシャツの首元をずらされ肩をガリっとかじられた。
「…ゃ…」
「逃げるくせに僕に会いたかったんでしょう?」
「…ん」
私はキスをして欲しくて、目を閉じ、バーボンに顔を向けた。
「…赤井と間接キスは嫌ですね。」
「…っ!?」
「やっぱりしたんですね。カマをかけたんですが。」
ぐりぐりと膝を動かし始めた。
「…っあ……ん」
「この件が終わったら…たくさん…話して…たくさん…可愛いがってあげますからね」
「んんっ…」
「泣いて許しを乞いても…絶対に許してあげません。」
…バーボンさんは降谷さんより…怖い。
「ショートパンツなんて履いて。」
つつーっと太もも裏側をバーボンの指先が撫でていく。
「…ぁ…だめっ…」
『そういうことはマイクを切ってからやれ。』
「…っ!?」
突如バーボンさんの探偵バッチから赤井さんの声が聞こえてきた。
「あぁ、すみません。わざとです。」
『だろうな。』
「これでわかったでしょう。めぐみさんは僕のものです。」
バーボンは挑発するようにマイクの向こうの赤井さんに言った。
ーー…僕のもの。
かぁっと顔が赤く熱くなるのがわかった。
『…。監視カメラのオフどころか、こちらが支配した。何処にいるかこちらでわかるようになったぞ。』
「やるじゃないですかFBI。ちょっと時間がかかりすぎですが。僕の優秀な部下ならもう少し…」
『そんなことより、何かあったのか、全員その階から撤収したようだ。』
「わかりました。めぐみさん、それじゃあここからあなたとキャサリンさんを脱出させます。」
「はい。よろしくお願いします。キャサリンちゃんを…探さないと。」
「そうですね。行きましょう。」
私たちは狭いロッカーから静かに顔を出した。