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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第101章 フレンチ


玄関前には大きな荷物を持った博士が立っていた。

「博士さん!こんにちは!」
「おー、めぐみくん。久しぶりじゃの。ほれ、持ってきたぞ。」
「すみません…!ありがとうございます!」
「買ってきたの哀くんじゃ。安心してつかっとくれ。」
「お気遣いありがとうございます…!」

服だけじゃなく、下着や簡単な化粧品まで揃っていた。
さすが哀ちゃんだ。


「あの…哀ちゃんいま家にいます?」
「あぁおるぞ。」
「じゃあ、あとで晩御飯作って持って行ってもいいですか?喫茶店仕込みの簡単なやつですが…」
「おぉ!きっと哀くんも喜ぶはずじゃ。」

にこにこ笑う博士に、作ったら持っていくと約束して、博士を見送ると荷物を新一くんの部屋に運んだ。


ダイニングには昴さんが座ってコーヒーを飲んでいた。


「運ぶの手伝いましょうか?」
「いえ、大丈夫。ありがとう。」

紙袋などの荷物を新一くんの部屋に運び入れると、早速服を漁った。

一枚ボーダーのシャツを取り出すとそれを着た。


赤井さんの服とはこれでおさらばだ!







キッチンに向かうと、いまだに本を呼びながらコーヒーを飲む昴さんが座っていた。

「あの…キッチン借りてもいいですか?」
「えぇ、お好きに使ってください。」
「夕食に簡単なパスタとか作る予定なんですけど…昴さんもよかったら。」

本から顔をあげ、私を見ると昴さんはにっこりと笑った。

「僕もいただけるんか?それは是非。」
「…お世話になってるので。」



昴さんから視線を外すと、私は冷蔵庫を開けた。
ベーコンなどの材料を適当に取り出し、パスタを茹でるために鍋に火をかけた。



昔安室さんに作ってもらった和風パスタにしよう。
彼のようには作れないだろうけど、私だって一応喫茶店の店員でお客様に提供できる腕はある。

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