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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第101章 フレンチ


私は新一くんのベッドの上に座り、自分の口に触れた。

…キスされてしまった。

思い出されるのは降谷さんの顔で、すごく胸が痛くなった。
自分が情けなく思う。

怒らせて困らせて心配させて…
その上、降谷さんがライバル?視してるのか、仲の悪い赤井さんとキスをしてしまうなんて…

「はぁ、情けない。」


ーー…とりあえず3日は油断しないようにしないと。







「会いたいなぁ…」




私は一人彼を思って呟いた。


会う資格なんてないのかもしれないけれどーー……























■□■□■□■




新一くんの部屋にあった、推理小説を読んでいると、突然ノックされた。

「はいっ!」
「私です。」

昴さんの声だった。

「…昴さん?」
「えぇ、普段はね。この格好ですよ。めぐみさんの着替えを博士が持ってきてくれましたよ。」
「えっ!?」


博士が…!

「すぐ行きます!」


ベッドから飛び降りて部屋を出ると、久しぶりの昴さんが立っていた。
昴さんも相変わらずかっこいい。
この世界の人たちはみんなイケメンばかりだ。

…だからといって、キスしてくるのは許せないけどっ!

私はお昼の行為を思い出して、むっと昴さんを睨みつけた。


「怒ってます?」
「当たり前です。」
「うむ…2日後の鬼頭のことがあるので、是非機嫌を直していただきたいのですが。」

…鬼頭のこと。


ーー…たしかに二人で乗り込むのに、わたしがこんな態度じゃダメだ。
それに、お世話になってすごく助けられてるのは事実。



「ーー…〜〜〜〜っ!努力しま…す!」
「ふふ。」



笑うな!!


私はふいっと笑う昴さんに背を向け、走って一階の博士の元に向かった。
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