第9章 お誘い
「夏目さん、私と一緒に行ってくれませんか?」
「え?私?でも、女だけど…。」
「このご時世、パートナーは同性異性年の差気にしないのよ!私の母のパーティーだから、蘭一人くらいいいでしょって言ったんだけど、あの人頑固なところあるのよねー」
「コナンくんは行かないんですか?」
それが一番のパートナーな気もするし、あの子なら喜んで行くだろう。
「コナンくんにはさっきフラれちゃったんです。新一が来れたらいいなって思ってギリギリまで粘ったんですけど、結局ダメで…今度はギリギリすぎて、ほかのクラスメイトも誘えなくなってしまって…」
せ、切ないっ!!
そんなにシュンとされてしまったら、断れないっ!
あんまり表立ってそういう華やかな場所にはいかないようにしていたけど、個人の誕生日パーティーに黒の組織は流石に来ないだろう。
たまにはストレス発散でぱーっと楽しんでしまおうか。
コナンくん来ない。安室さんも来ない。園子じーちゃんのパーティーでもない。じーちゃんだったらキッドが来てしまいそうだし…。
これは事件フラグは立ってない普通のパーティーじゃないか?
「あの、夏目さん?無理はしないでくださいね。」
「いえ、無理はしてないですよ。鈴木さんのお母様とはお会いしたことないですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫!あの人人いっぱい呼んで騒ぎたいだけだから!」
「じゃあ、ぜひ参加させてもらおうかな。」
「わぁ!よかった!ありがとうございます!」
「あ、でも何時からですか?」
「17:30開場の18:00スタートよ。」
「じゃあ私が変わるよめぐみちゃん。行ってきてあげて!」
蘭ちゃんにパーティーは参加させてあげたいし、今日くらい梓さんに任せようかな。
「今日は早めに閉めちゃっていいからね?今日梓さん早かったから…」
「よかったわねー!らーん!」
「うん!あの、本当にありがとうございます。あ、めぐみさんって呼んでもいいですか?」
「もちろん。よろしくね、蘭ちゃん。」
園子ちゃんは、私の顔と体をみて少し困った顔をした。
「あー、めぐみさんは、服あります?」
「パーティー用のドレスですよね?ありますよ。」
地味で悪かったな!
「メイク道具も…ありますよねー…?」
「そ、園子っ!」
かっちーーーん