• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第99章 バーボン【その2】


「この…感情は…なんなんでしょうね。」
「…?ふが。」

ガシッと片手で両頬を掴まれ(握りつぶされる寸前)、私はバーボンの目を見つめた。
ーー…冷たい目だ。


「今すぐ、組織から隠すために貴方の存在をこの世から消して、閉じ込めてしまいたい。」
「…っ!?もがっ!」
「冗談ですよ。」

…え?本当に?
目が…結構本気…な気がしたけど。

「あの貴方が呼んでいたケビンという男は、偶然?」
「…。」

掴まれているため私はこくこくと頷いた。

「貴方って人は…本当に、運が悪いというか、すぐ首を突っ込むというか、巻き込まれ体質というか…。はぁ。」
頬から手を離されたので、私は自分で頬を撫でた。

…痛い。






「あの…えと…えへ。」
「笑い事ではありません。どれだけ危険に巻き込まれてるのかわかってます?」
「でも…その…バーボンさん?の揉め事と梓さんの友人の揉め事はまた別問題…。」
「…うるさい。じゃあなんで鬼頭という男と接触するようジンに頼まれてるんですか。」

ちょいちょい出てくる降谷さんをどうぞ引っ込めて。



「鬼頭という男が、梓さんの友人や女性たちを連れ去ってる可能性が高くて…。」
「…?じゃあ、なぜその情報を僕のいる組織に渡したんです?」
「いや、先に情報を私が渡してもらったんです。人身売買をしている男性がどこの誰か私もまだ知らなかったから…教えてもらったから見返りに男性の名刺を渡しました。」
「…。」

目を閉じ、眉間に深く皺を寄せている。

名前をここで呼ばない方が…いいよね。


「あなたがあの組織にいるってそんなの知らなくて…ごめんなさい。」
「僕がいようがいまいが、危険すぎます。あのケビンと呼んでいたコルンもジンもどれだけ危険な人物かーー…。」

すごく心配してる。
迷惑をかけてしまった。

それだけ危険な場所に降谷さんは潜入をしているというのに。




…だけど、女性を食い物にしているあの鬼頭という男をこのままにはしておけない。

/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp