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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第96章 梓からの相談


梓さんは私の両手をとって、ぐっと力強く握った。

「お願いめぐみちゃん。私とキャバクラで少しだけ働いてくれない?めぐみちゃんがいてくれたら心強いの。」

「だめ。絶対にダメ。」
「…。」

私がはっきりというと梓さんはしゅんっと肩を落とした。
それでも私は意見を変えるつもりはない。

「私がいくから。梓さんは行かなくていい。」
「…え!?」

カウンター内で大声を上げたので、私は人差し指を口元持って行き静かにさせた。
彼は窓際でまだのんびりとコーヒーを飲んでいるようだ。

「誰も言わないでね?私実はちょっとだけキャバクラの経験あるの。だから、怪しいお店教えて?様子見てくるから。梓さんはあぶないから。」
「めぐみちゃん一人は…」
「だーいじょーぶ。ね?」

経験があるというのは本当だ。
こちらの世界に来て、組に入った時、組が経営していたお店で働いたことがあるからだ。
ただ違法の…だから、ちゃんとしたキャバクラのルールとかはわからないからそこは少し不安だ。




「私ねーーー…。」

梓さんに握られていた手をぐっと握り返した、


「子供や家族のために、身を削って働く子を、そういう風に騙す奴が……死ぬほど許せないの。」

「めぐみちゃん…」





心配そうに見てくる梓さんに私は微笑みかけた。

「様子をみてくるだけ。誰かについて行ったりしない。」


力強く梓さんにそういうと彼女はゆっくりと頷いた。

梓さんからお店の場所や、被害に遭った女性たちの特徴など、詳しいことは後から聞くことにした。

とりあえず、お店が悪いことをしているのか、お客さんに悪いことをしてる人がいるのか、それとも店の周りにいるのか、それだけでも知りたい。


「安室さんに相談した方が…」

こんなこと黙ってやってたらまた絶対怒られる。
私は安室さんに言ってもいいか梓さんに聞いた。


「それが…えと……実は、ここに友人が何度か来店したことがあるの。」
「そうなの?」
「彼女のめぐみさんに言いづらいんだけど…友人ね…安室さんのことが好きみたいで…」
おっと…、一気に気まずくなった。どんな顔をしたらいいんだろう。

「キャバクラの話や動画とかの話をしたくないみたいなの。」
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