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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第92章 休暇 3 【食事お風呂編】


「あぁ、それに関しても風見に聞いてくれ。…そうだ。…それは資料を見てみないことには何とも言えない。…いや、今は無理だ。…あぁ。頼んだ。」


電話を切り、凄く小さなため息。
そして、またどこかに電話をかけ始めた。


「僕だ。…僕は休暇中だと、あいつに伝えなかったのか。…そうだ、昼間と合わせて三度もかかってきた。…いや風見のせいじゃない。しかし、休暇中じゃないとしてもかけ過ぎだ。電話に取れない時の方が多いんだ。本当に重要な時だけにさせてくれ。…あぁ、すまないあと数日頼んだ。」

新しく入ってきたという新人くんだろうか。

電話を切ると、すぐ帰ってきた。

「ごめん、食べててよかったのに。」
「ううん、お疲れ様。大変そうだね。」
「まぁな。」

私はまた立ち上がり、安室さんの横に座ると徳利をもった。

「はい、おかわりいかがですか?」
「めぐみに言われるといくらでも飲んでしまうな。」
「いっぱい飲ませちゃう。酔ったことあるの?」
「さすがにセーブするさ。いつ召集されるかわからないし。でも今日は遠いし無理だな。飲むか。」
「飲もう飲もう。」

楽しくなって、私は安室さんのお猪口になみなみに日本酒を注いだ。

それをすぐ飲み干し、にっこり笑うと私の腰に手を回してきた。

「僕を酔わせてどうするんだ?」
「別に…どうしようもないよ?楽しんでもらいたいだけ。」

ぐっと引き寄せられ、安室さんは私の頬に口を寄せてきた。

「なんだ。僕を酔わせて朝までそのまま寝かすつもりなのかと思ったよ。」

ギクリ。


この後の温泉のことを考えると、緊張がすごいからあわよくば寝てくれないかなってのは少し考えた。

「や、やだなー。純粋に安室さんには楽しんでもらいたいだけだよ。」
「どうだか。」

後頭部に手を添えられ、キスをされそうになったが、私はあわてて安室さんの口を押さえた。



「日本酒が…」

苦手だと伝えると、安室さんは優しいから日本酒を飲むのをやめてしまうだろうか。
せっかく楽しく飲んでるんだ、日本酒が好きなら飲んでもらいたい。

「いや、あの……えと、キスはお風呂の時に…ね?」
「…。わかった。」



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